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U―22再集合 永井五輪予選へ切れのある動き

[ 2011年6月7日 06:00 ]

<サッカーU-22日本代表練習>関塚監督の前でドリブルをする永井

 来年のロンドン五輪出場を目指すU―22日本代表が6日、再集合し都内で合宿をスタートさせた。19日(豊田ス)と23日(クウェート)のロンドン五輪アジア2次予選前最後の合宿となるが、エース永井謙佑(22=名古屋)は早くも予選本番モードに突入した。

 3―1で勝った1日のオーストラリア戦では2得点1アシスト。その後、4日間の休暇をもらい故郷・福岡に帰り、大学時代の友人と会うなど英気を養った。オフ中はランニングを行った程度で「リフレッシュできました」とニンマリ。この日は約1時間半、ミニゲームなどで体を動かしたが、ボールを使った対人練習では切れのある動きを見せた。

 8日にJ2湘南と練習試合を行い、10日には予選メンバー18人が発表され、13日から静岡県内で最終調整に入る。残された時間は少ないだけに「(今合宿の)3日間でステップアップしないと」とチーム力向上に全力を注ぐ構えだ。

 クウェート戦では厳しいマークが予想されるが、「(永井)謙佑のスピードを生かしていかないと。スペースがなくても臨機応変にやる」とMF清武が話すなど周囲もサポートを約束。エースはフル回転で第一関門突破を目指す。

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2011年6月7日のニュース