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札幌“最速王子”先輩に続け「J2でも代表へ」

[ 2011年6月3日 11:10 ]

ドリブル突破をはかる古田(中央)

 札幌のMF古田寛幸(20)が「最速王子」になる。4日の大分戦(大銀ド)でJ通算50試合目の出場。MF藤田征也(24=現新潟)の20歳14日を2日上回りクラブ最年少記録を更新する。

 2日は札幌ドームサブグラウンドでの紅白戦で、主力組の右サイドハーフで出場。得意の高速ドリブルから自慢の左足でシュートを放つなどし「最後の精度を意識してやりたい」とメモリアルゴールを誓った。

 元祖「札幌の王子」藤田から、後継者に指名された古田。高校生ながらJデビューを果たした09年に、気にかけてくれたのが札幌U―18の先輩の藤田、そして西(現鹿島)だった。2人ともJ1へ移籍し、西は前日のペルー戦で日本代表デビュー。「J2でやっていても、努力すれば代表に入れると示してくれた。刺激になります」。今なおサポーターから絶大な人気を誇る2人を超えるスピード記録。黄金の左足で未来と、433日ぶりの連勝をつかみにいく。

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2011年6月3日のニュース