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PKも決めた!香川主将で復興支援慈善試合 長谷部、岡崎、矢野も出場

[ 2011年5月18日 09:41 ]

 東日本大震災復興支援を目的としたサッカーの慈善試合が17日、ドイツのデュイスブルクで約1万人の観客を集めて行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントと欧州でプレーする日本人選手らの選抜チームが対戦した。試合のスポンサーが寄付した100万ユーロ(約1億1600万円)に加え、入場料、放送権収入など計約120万ユーロ(約1億3900万円)が義援金となった。

 今季のドイツ1部リーグで優勝したドルトムントに対し、香川が主将を務めた選抜チームは長谷部誠(ボルフスブルク)岡崎慎司(シュツットガルト)矢野貴章(フライブルク)らも先発出場。選抜チームは矢野がデザインし「頑張ろう日本!」と描かれたワッペンつきのユニホームを着用した。

 試合は選抜チームが2失点の後、岡崎が得たPKを香川が決めて1点を返したが、そのまま終了。後半にはかつてドイツで活躍した奥寺康彦氏らも出場した。

 最後にはドルトムントのサポーターからジャパン・コールも沸き起こった。香川は「本当に少しでも力になれたらいいなと感じる」と被災地に向けて話した。(共同)

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2011年5月18日のニュース