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敵地アレマ戦へ決意!乾「気持ちで負けない」

[ 2011年5月3日 06:00 ]

 ACLの敵地アレマ戦の前日会見に臨んだC大阪のMF乾は戦う姿勢を強調した。「気候の面でも日本と全然違うし、走っても、やっぱりきつい部分が出てくると思う。その分、気持ちで負けないよう、全員で戦うということが大事になる」。ラウンド16進出へ負けは許されないアウェーの決戦。湿度の高い熱帯で本来の力を発揮できるかが、勝敗のカギを握りそうだ。

 すでに相手は予選敗退が決まっているものの、4月5日に山東魯能が1-1で引き分けるなど“ホームのアレマ”は不気味さを漂わせる。C大阪は海外でのアウェー戦でまだ白星がなく、地の利は向こうが上。前日1日に半日をかけて移動したうえ、蒸し暑さ、決して状態の良くないピッチコンディションなど、外的要因もマイナス面ばかりだ。ただ、それも言い訳にはできない。乾は「あと2試合勝てばという考え方をすれば、目標はハッキリしている。2試合勝って、みんなで決勝トーナメントへいきたい」と決意を口にした。

 左でん部痛の韓国代表MFキム・ボギョンは欠場。出場停止のDF上本に代わって新潟戦(4月29日)同様、DF藤本が先発する。連係に課題を残すも、レヴィー・クルピ監督は「一番大事だと思うことは、チームとしていかに戦えるか。連係の部分でうまくいっていない部分もあるけれど試合を重ねることで、よくなってきた」と前向きだ。絶対、勝ち点3。厳しい環境を乗り越えた先に、次なるステージが見えてくる。

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2011年5月3日のニュース