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加地1カ月ぶり合流 20日ACLで先発復帰も

[ 2011年4月17日 06:00 ]

 G大阪に待ちに待った職人が帰って来る。右太もも裏を痛めていた元日本代表のG大阪DF加地亮(31)が16日、約1カ月ぶりに全体練習に合流。「一番身近な試合で、という気持ちはある」と本拠地で迎える20日のACL済州戦でスタメン復帰する可能性が高くなった。

 3月15日のACL天津戦(中国)後に発症。5日の敵地・済州戦は欠場した。済州戦はMF金承龍が代役を務めるも相手のロングボールに対応しきれず逆転負け。チームはグループ3位に転落した。次戦を落とせば4大会連続の予選突破は絶望的。「みんな危機感を持ってる。同じような形でやられているので対応したい」と同じ轍を踏まないことを誓った。

 この日は実戦形式などフルメニューを消化。実戦勘不足は否めないものの、「痛み?ない。リバウンドもなかった」と体そのものは万全を強調する。DF中沢が体調不良で別メニュー調整となる中、右サイドの職人の戦列復帰は明るい材料だ。

 残り3日。土俵際に立つガンバを救うべく、ベテランは臨戦態勢を整えていく。

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2011年4月17日のニュース