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Jリーグ 南米選手権参加容認!海外組主体の条件付きで

[ 2011年4月12日 18:17 ]

 Jリーグは12日、東京都内でJ1実行委員会を開き、日本が出場辞退の再考を求められた南米選手権(7月1~24日・アルゼンチン)について、代表チームの大部分が海外クラブ所属の選手となることを条件に、参加容認を決めた。

 東日本大震災の影響で当初は中断期間だった7月にリーグ戦の代替日程が組み込まれ、J1各クラブは選手派遣に難色を示していた。J1実行委では日本サッカー協会から従来より海外組を多く招集し、Jリーグ側の負担を軽減する確約を得た上で協力を約束した。Jリーグの中西大介事務局長は「選手の引っ張り合いではない、違う次元の判断」と説明した。

 日本協会は14日の理事会で出場を正式決定し、15日までに招集を希望する海外組の選手リストを南米連盟に提出する。選手を派遣する海外の各クラブとの交渉は、南米連盟が当たる。難航すれば出場辞退になる可能性もあるという。

 ▼原博実・日本サッカー協会強化担当技術委員長の話 どういう選手を集めるかは、ザッケローニ監督と電話で確認している。(Jクラブに)配慮したメンバーを選びたい。

 ▼橋本光夫・浦和社長の話 リーグが選手にとって優先的な活動だということを協会が配慮して決めると思う。日本代表としてそこそこのレベルで出るのが前提というのは理解しているつもりだ。

 ▼金森喜久男・G大阪社長の話 小倉さんの熱意は受け止めた。協力するという姿勢は初めから崩していない。

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2011年4月12日のニュース