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“サッカー専用募金”代表OB会が口座開設へ

[ 2011年4月1日 06:00 ]

 日本サッカー協会の小倉純二会長(72)が31日、東京都文京区のJFAハウスで日本代表OB会の幹部と会議を行い、東日本大震災の被災地に向けたサッカー関連の復興活動だけに活用する“サッカー専用募金”を募っていく方針を固めた。現在、日本協会は被災者支援のための募金口座を設けているが、新たに窓口を設けることになる。

 小倉会長は、29日の慈善試合で鹿島のMF小笠原から「被災地でボールを蹴る場所、広場がなくなってしまう」と報告を受けたことを明かした上で「サッカー界で何をするにもお金がいる。グラウンドをつくる、そういうお金を集めないと」と説明した。

 また、日本代表OB会は今後、被災地でサッカースクールも行う予定で、この日の会議に出席した前日本代表監督の岡田武史氏(54)も協力することになった。

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2011年4月1日のニュース