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ザスパ草津 集団避難の子どもたちとサッカー

[ 2011年3月27日 18:19 ]

J2ザスパ草津が開いたサッカー教室で、選手とゲームをする子どもたち

 サッカーJ2のザスパ草津は27日、福島第1原発の事故で住民が集団避難している福島県南相馬市の子どもたちを元気づけようと、群馬県片品村の小学校体育館でサッカー教室を開いた。

 南相馬市の小中高校生ら約30人や、片品村の子どもたち約40人が参加。選手らとボールを手に持ってバランスを取る練習をしたり、ゲームをしたりして約1時間半にわたって汗を流した。

 仙台市で生まれ、福島県二本松市で育ったというフォワードの万代宏樹選手(25)は「家族や親戚も被災しており、人ごとではない。子どもたちが少しでも笑顔になるよう心掛けた」と話した。

 南相馬市の小学5年、桜井裕太君(11)は「プロの選手と一緒にサッカーができて良かった」とうれしそうだった。

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2011年3月27日のニュース