宇佐美、トップ下で練習

　中東遠征では左ＭＦとして存在感を見せた１８歳の宇佐美が、今遠征ではトップ下で練習に励んでいる。「攻撃のときの運動量を意識している。ガンバでもやっているので大丈夫」と意欲十分に取り組んでいる。

　午後の練習前、チームは地元ウズベキスタンの大学生や国際協力機構（ＪＩＣＡ）の事業で派遣されている在留邦人と交流した。その中には東日本大震災で父親を亡くしたという宮城県出身の伊藤勇さん（４９）もいた。宇佐美は「いいプレーをして、被災者の方に勇気というか、沸き上がるようなものを持ってもらえるようにしたい」と誓った。（共同）