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松井帰国「毎日いたたまれない気持ちだった」

[ 2011年3月20日 15:21 ]

東日本大震災の被災者を支援する慈善試合に向け、思いを語るサッカー日本代表の松井大輔

 サッカーのフランス2部リーグ、グルノーブルに所属する日本代表MF松井大輔が20日、関西空港着の航空機で帰国した。東日本大震災の被災者を支援する日本代表とJリーグ選抜による慈善試合(29日・大阪市長居陸上競技場)に向け「東京の方が沈んでいるので、関西から盛り上げて日本を支える動きが出ればいい。被災者の方々にサッカーを通じて何かを伝えられれば」と話した。

 海外クラブに所属する日本代表選手としては最初に帰国。震災については「テレビやネットで映像を見ていて、毎日いたたまれない気持ちだった」。被災した知人から困難な生活状況を伝え聞き、フランスを出国する際にも周囲から心配されたという。

 今後は実家のある京都府内で調整する予定。「(ボランティア活動には)時間のある限り参加したい。いま一番必要なのはお金じゃなく物資だと思う」と語った。

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2011年3月20日のニュース