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長友“右”でも合格点 指揮官絶賛「信じられないほどの適応能力」

[ 2011年2月28日 09:32 ]

<サンプドリアVSインテル・ミラノ>後半、エトオ(9)のゴールを祝福するインテル・ミラノの長友

セリエA インテル・ミラノ2―0サンプドリア

(2月27日)
 インテル・ミラノのDF長友佑都は、出場停止だった憧れのマイコンに代わって、移籍後初めて右サイドバックに入った。だが、長友は従来の左と同様に切れのあるボールさばきと運動量で奮闘。「試合ごとにチーム内でのコミュニケーションがよくなっている。楽しくできた」と満面の笑みを見せた。

 後半28分の先制点は、長友がきっかけをつくった。ハーフライン付近からミドルパスを出し、この球を競った相手が反則。このFKをスナイダーが絶妙のキックでゴールに蹴り込んだ。長友は「アシストしたり、直接(ゴールに)絡んでいきたい」と意欲を見せた。

 レオナルド監督は「長友は信じられないほど適応能力がある」と合格点。複数のポジションをこなす力を示し、6連覇へ後がない王者にとって計算できる戦力となりつつある。(共同)

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