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岩政 ゼロックス杯で闘莉王封じだ!

[ 2011年2月26日 06:00 ]

<ゼロックススーパーカップ2011会見>試合を前に握手をかわす名古屋・小川、ストイコッチ監督、鹿島・オリヴェイラ監督、岩政(左から)

富士ゼロックススーパー杯

(2月26日 日産スタジアム)
 富士ゼロックススーパー杯は26日、日産スタジアムで天皇杯覇者の鹿島とJリーグ王者の名古屋の対戦で行われる。鹿島の日本代表DF岩政大樹(29)はセットプレーで対峙(たいじ)する可能性が高い名古屋のDF田中マルクス闘莉王(29)を強烈にライバル視。3年連続のゼロックス杯制覇に向けて、制空権を支配する決意を口にした。

 入念に攻守のセットプレーを確認した。4年連続の出場となるゼロックス杯に向けた前日練習。岩政がMF野沢やDFアレックスからのボールに反応して何度も頭でネットを揺らした。守備では1メートル90の新ブラジル人FWカルロンをシャットアウト。本番ではDF闘莉王とマッチアップする可能性が高く「セットプレーは重要になる」と言葉に力を込めた。

 日本代表として1月のアジア杯に出場。準決勝の韓国戦、決勝のオーストラリア戦で1メートル87の長身をフルに使った守備を見せて2大会ぶりの優勝に貢献した。闘莉王、栗原の故障離脱を受けてのチャンスを生かした形だが「まだザッケローニ監督の信頼を勝ち取ったとは思っていない。自分は闘莉王とは正反対のタイプだと思ってるけど、同じポジションの選手だし意識してないわけではない」と、闘将が越えなければならない壁であることも理解している。

 20歳代最後のシーズンとなる今季を集大成と位置づける。「目標は全部のタイトルを獲ること。そのために目の前の全部の試合に勝ちたい」。闘莉王との空中戦を制して、3年連続のゼロックス杯獲得と日本代表での定位置獲得を引き寄せる。

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2011年2月26日のニュース