クライフ氏からＭＶＰ祝い　第２の故郷に「本田圭佑コート」

　ＣＳＫＡモスクワの日本代表ＭＦ本田圭佑（２４）が高校時代を過ごした第２の故郷・石川県金沢市内に子供向けの４２メートル×２８メートルの人工芝コート「本田圭佑クライフコート」が設置されることになった。

　本田は０９年にオランダ２部のＶＶＶフェンロでＭＶＰを獲得。その活躍を称え、オランダのＮＰＯ法人ヨハン・クライフ財団からＶＶＶフェンロのベルデン会長を通じ、同コートを寄付したい旨の要望が日本サッカー協会に届いた。その後、日本協会が石川県協会、金沢市などの協力を経て実現する運びとなった。

　建設費は約２２００万円で今夏に完成予定。完成式典には本田も参加する予定だ。金沢市では少年少女へのサッカーの普及に役立てる方針で、６人制大会の開催も計画。関係者によれば、本田自身も「子供たちの励みになってくれれば…」と感激しているという。