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ザックジャパンに倣え…U―22もテーマは“一体感”

[ 2011年2月4日 06:00 ]

 12年ロンドン五輪を目指すU―22日本代表の関塚隆監督(50)が中東遠征(4~13日)のテーマとして、ザックジャパンのようなチームの一体感をつくることを掲げた。

 3日にスタッフ、選手が成田市内のホテルに集合。指揮官は「日本の良さは一丸となって戦うこと。代表のカラー」と話し、控え組も活躍して優勝したアジア杯のザックジャパンを参考にチームづくりを目指す。

 遠征メンバー22人のうち、優勝した昨年11月の広州アジア大会に出場したのは11人。アジア大会では大学生も多く“雑草軍団”と呼ばれたが、今回は宇佐美(G大阪)らJでレギュラー出場する“エリート軍団”が加わる。「アジア大会をベースに攻守に上積みできれば」と関塚監督。6月から始まるロンドン五輪予選に向け、チームが一つになれるかが鍵となる。

 <永井1番乗り>U―22日本代表のエースとして期待される永井(名古屋)が宿舎に一番乗りした。3日まで静岡で行われていたJリーグの新人研修会終了後、直接移動して同日午後6時前に到着。選手は3日中にチェックインすればいいことになっていたが「5時間前行動です」とニヤリ。新メンバーが加わるチームづくりには「みんなフレンドリーなので大丈夫。分裂とかはないと思う」と語った。

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2011年2月4日のニュース