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長友 インテルに電撃移籍!3日にもデビューへ

[ 2011年2月1日 06:00 ]

インテル・ミラノへの移籍が決まった長友

 チェゼーナの日本代表DF長友佑都(24)のインテル・ミラノ移籍がクラブ間で合意に達したと31日、イタリアのテレビ局メディアセットなどが報じた。冬の移籍期間最終日だったこの日、欧州屈指の名門に完全移籍することで交渉がまとまった。アジア杯では全試合にフル出場し、決勝で優勝を決めるゴールをアシストするなど活躍。ビッグクラブ入りで、目標である“世界一のサイドバック”へまた一歩近づいた。

 移籍期限まであと数時間となった31日午後に事態は急展開した。長友がチェゼーナからインテル・ミラノに移籍することでクラブ間合意した。メディアセットは長友がメディカルチェックと契約のためミラノに向かったとも報道。イタリアの衛星テレビ局スカイスポーツなども同様に報じた。

 アジア杯後に「ビッグクラブにステップアップしたい気持ちはある。世界一のサイドバックになるためには、あまり時間もないので」と話していた長友。日本人で初めて名門インテル入りへの道を切り開いた。チェゼーナでは開幕からリーグ戦16試合連続フル出場。無尽蔵のスタミナ、正確なクロスなどでアピールし、ビッグクラブから注目される存在になった。アジア杯でも全試合にフル出場し決勝では李忠成の決勝点をアシスト。MVP級の活躍でアジアでは敵無しを証明した。

 新天地でのデビュー戦は3日の敵地バリ戦が有力。世界一のサイドバックになるためインテルでさらなる飛躍を目指す。

 ◆長友 佑都(ながとも・ゆうと)1986年(昭61)9月12日、愛媛県生まれの24歳。神拝小1年から地元のスポーツ少年団でサッカーを始める。東福岡高から明大に進学し、07年にU―22日本代表に選ばれた。大学4年の08年にFC東京とプロ契約。同5月のコートジボワール戦でA代表デビューし、同8月の北京五輪出場。09年Jリーグベストイレブンに初選出。10年W杯南アフリカ大会では全4試合に出場。W杯後にセリエAのチェゼーナに移籍。1メートル70、68キロ。利き足は右。

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2011年2月1日のニュース