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平山「どんな形でもいい」残留決定弾、必ず!

[ 2010年12月4日 06:00 ]

練習でシュートを放つ平山

 J1、J2は4日に最終節が行われる。J1は既に湘南、京都のJ2降格が決まり、14位仙台、15位FC東京、16位神戸のうち1チームが降格となる。00年のJ1昇格以来、初めての降格危機にあるFC東京は敵地で京都と対戦する。ここ出場7試合で5得点と好調のFW平山相太(25)が残留につながるゴールを決めることを宣言した。

 敵地での決戦に向けて気合がみなぎっていた。前日練習最後のシュートメニューで、平山は会心のゴールを決めると「よっしゃ、おらー!」とガッツポーズ。ハーフコートの紅白戦ではMF鈴木の折り返しを右足ダイレクトで押し込み好調を印象づけた。
 「勝ち点3を取るために何としても点を取りたい。どんな形でもいい」と平山は、勝てば自力で残留が決まる京都戦でゴール奪取を宣言。「こういう時に点を取って、チームを救うのが自分の仕事」とエースストライカーの覚悟を示した。
 「緊張はしていない」と語った顔にはできものが増えた。関係者は「あれは重圧によるもの」と説明。残留争いのストレスとも戦いながら、ここ出場7戦で5得点と結果を残してきた。練習後は約60人のスタッフ総出の見送りを受けて京都へ出発。「絶対乗り越えられる。乗り越えて成長したい」と力強く語った背番号13が青赤軍団を残留に導く。

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2010年12月4日のニュース