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次期代表監督巡りブラジル内紛?クラブ側が就任認めず

[ 2010年7月24日 10:33 ]

 ブラジルのメディアがサッカーの代表次期監督に強豪クラブのフルミネンセを率いるムリシ・ラマーリョ氏(54)就任を報じたことに対し、フルミネンセのオルカデス代表は23日、契約が2012年末までのため、代表監督就任を認めない意向を明らかにした。

 ブラジル連盟は26日までに新監督を発表するとみられるが、自国開催の14年ワールドカップ(W杯)を見据え、今年の南アフリカ大会準々決勝で敗退した代表再建を託す監督人事が紛糾する可能性も出てきた。

 フルミネンセは現在、全国選手権首位を走り、同代表は記者会見で「ラマーリョ氏は任期を全うする」と強調。同国連盟に20年以上君臨するテイシェイラ会長と確執もあるとみられる。

 有力紙フォリャ・ジ・サンパウロ(電子版)は、同会長の側近の話として、契約破棄に伴う違約金を連盟が支払う用意があると報じた。(共同)

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2010年7月24日のニュース