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目指せジェラード!手応えの“憲剛シフト”

[ 2009年5月28日 06:00 ]

<日本・チリ>後半、途中交代する岡崎慎司(左)を笑顔で迎える岡田武史監督

 【日本4―0チリ】岡田ジャパンに“憲剛システム”の新オプションが加わった。トップ下に中村憲を起用した4―2―3―1を採用した岡田監督は「憲剛のためのシステムだった。試合前に“ジェラードをイメージしてくれ、点を取ってくれ”と伝えていた。素晴らしいプレーをしてくれた」と満足顔だった。

 強豪リバプールで今季プレミア得点ランク3位の司令塔のように――大きな期待を背に送り出された中村憲は、幾度となくゴール前に飛び出した。後半19分にはポスト直撃のシュートを放つなど決定的なチャンスもつくり「やれる手応えをつかめた。チームのオプションはいっぱい持っていた方がいい」と目を輝かせた。

 W杯南米予選で3位につけるチリを撃破し、過去5試合未勝利だった南米勢から初勝利を挙げた岡田監督は「実質1日だけの練習でも違和感なくできた。チームのコンセプトが(選手の)体に染みついてきた」。31日のベルギー戦でさらに完成度を高めて、6・6ウズベキスタン戦に臨む。

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2009年5月28日のニュース