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山形 悲願のJ1昇格決めた!

[ 2008年11月30日 14:57 ]

J1初昇格を決め、胴上げされる山形・小林監督

 サッカーのJリーグ2部(J2)のモンテディオ山形は30日、クラブ史上初の1部(J1)昇格を決めた。愛媛県松山市のニンジニアスタジアムで愛媛FCに3―2で勝ち、J1に自動昇格となる2位が確定した。

 東北のクラブとしては2002、03年にベガルタ仙台がJ1に参戦しており、山形は2クラブ目。Jリーグが2部制となった1999年からJ2に参加している山形にとっては、丸10年での悲願達成となった。

 ▼山形・小林伸二監督 悲願達成の瞬間に自分が(この場所に)いられることができてうれしい。選手、スタッフに恵まれた。

 ▼鬼武健二・Jリーグチェアマン 1984年のクラブ設立、99年のJリーグ加盟以来モンテディオを支え続けたファン、山形県民の皆さまの喜びはひとしおのことと思います。来シーズンも出羽三山の「山の神」を驚かす活躍を見せてくれることを期待します。

 ◆モンテディオ山形 1984年に発足したNEC山形の同好会が前身。96年、現チーム名に改称した。Jリーグに入会した99年から2部(J2)で戦ってきた。運営母体は社団法人の山形県スポーツ振興21世紀協会で、Jリーグで初めて公益法人が運営するクラブとなった。モンテディオはイタリア語で山と神を合わせた造語。01年は3位で、04年は4位で1部(J1)昇格を逃した。

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2008年11月30日のニュース