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川島激怒、憲剛ブ然…川崎F鬼門突破失敗

[ 2008年10月19日 06:00 ]

2対0で完敗…肩を落とす中村憲剛(左から2人目)ら川崎Fイレブン

 【川崎F0―2清水】川崎Fは攻守でミスを連発して清水に完敗。アウェーでの清水戦はこれで1分け4敗と、またも鬼門突破はならず、優勝争いから一歩後退した。GK川島は「球際が甘かったし、どれだけ重要な試合か本当に分かっていたのか」と激怒し、MF中村は「バラバラ」とブ然。守備はロングボールに対応できず、W杯最終予選イラン戦から中2日の北朝鮮代表FW鄭大世(チョン・テセ)に代わり11試合ぶりに先発したFW我那覇はボールを全くキープできなかった。DF寺田、MF谷口の出場停止も響いたが、途中出場の鄭大世は「魔物は日本平には棲んでいない。オレらの心の中に棲んでいる」と精神面の弱さを課題に挙げた。

 <清水 日本代表ですから…岡崎2アシスト>清水の日本代表FW岡崎が2アシストを挙げて、2―0での川崎F撃破に貢献した。前半24分にFW原の左クロスを頭で折り返してMF枝村の先制点を演出。後半15分にはCKのこぼれ球を蹴り込み、場内では岡崎のゴールと発表されたが、試合後に最後に触った原の得点と訂正された。「自分のゴールかと思ったけど、チームとして点が入って良かった」と笑顔。「不完全燃焼だった」という15日のウズベキスタン戦から中2日。ゴールこそならなかったものの、上々の再スタートとなった。

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2008年10月19日のニュース