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『故郷・熊本に勇気を』 がんばれ岩貞投手

4月2日のDeNA戦で7回零封。今季初登板で初白星を挙げた阪神の岩貞祐太投手(4月3日付け)

 サクラ前線はようやく北海道に到達。札幌の円山公園・モエレ沼公園や函館の五稜郭公園など北海道のサクラの名所はゴールデンウィークが絶好の見頃となりそうです。本州ではサクラに代わってツツジが満開、白・ピンク・紫の花があちらこちらで咲き誇っています。ツツジには山野に自生するもの、園芸用に交配されたものなどを合わせると数えきれない品種があり、新潟県の長岡市大積町(おおづみまち)には何と樹齢800年にもなる琉球ツツジの巨木があります。新潟県の天然記念物にも指定されている『大積の大ツツジ』は現在も順調に生育を続け、毎年この季節に真っ白な花を咲かせます。ゴールデンウィークの天候はまずまずとの予報。ちょっと一服、身近なツツジの名所を訪ねられてはいかがですか。

4月14日夜、『震度7』の地震に見舞われた熊本県地方、発生後2週間経っても一向に終息する気配はありません。震度1以上の揺れはついに1000回を超えました。度重なる余震が続く中、避難生活を懸命に耐えながら復興へと立ち向かう被災者に全国から支援の輪が広がっています。スポーツ各界で活躍する選手たちも支援に立ちあがっています。とりわけ熊本県出身の選手たちにとって、故郷を気遣う気持ちはいかばかりかと推察します。ペナントレースを戦う阪神タイガースの岩貞祐太投手(25)もその一人です。熊本市立必由館高校から横浜商大を経て2013年のドラフトで1位指名を受けた岩貞投手は3年目の今季見事に開花。開幕直後のDeNA戦で7回を無失点、早々と今季初勝利(通算3勝目)を挙げました。その後も先発で好投を続け、4月23日広島戦までに登板した4試合通算の防御率は0.95、奪三振は38個を数えています。震災発生後の16日中日戦でも7回を零封、10三振を奪い100球を投げ抜きました。この試合は勝利には結び付きませんでしたが、被災した家族の無事を祈り、不安をこらえながら奮投する姿には感動を覚えました。今後の岩貞投手の活躍と被災地の一日でも早い復興を心から祈念します。

将棋のプロ棋士たちとスポーツニッポン新聞社も支援に立ち上がりました。王将戦でつながりの深い両者は『熊本地震復興チャリティーイベント』を大阪市北区茶屋町の毎日放送1階『ちゃやまちプラザ』で5月8日(日)午後1時から開催します。日本将棋連盟所属の主だった棋士、女流棋士が来場しトークショー、サイン会、チャリティーオークションなどを開催するほか、久保利明九段(元・王将)と都成竜馬四段のチャリティー対局も予定されています。熊本地震復興の一助となるイベントに是非ご参加ください。入場料2000円を含むこのイベントの収益金は、毎日新聞大阪社会事業団を通じ全額被災地に寄付されます。

(スポニチプラザ大阪総支配人・厨子雄二)

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