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イチローの4256本とピート・ローズの4256本

前人未踏のイチロー日米通算4257安打を伝える本紙紙面(6月17日付)

 6月21日の夏至を前に18日、埼玉県・鳩山町で35.2度、群馬県・館林市は35.1度の猛暑日となりました。昨年、全国で初めて猛暑日になったのは、熊本市、佐賀市の7月9日。何と3週間も早い猛暑日です。太平洋赤道域の日付変更線付近から南米ペルー沿岸にかけての海面水温が高くなるエルニーニョ現象は有名ですが、夏に逆にこの海域の海面水温が低くなるラニーニャ現象はあまり知られていません。この現象が起きると、貿易風(東風)が強まり、この海域の温かい海水を西側に移動させます。インドネシアやフィリッピン付近の海水温は異常に高くなり、太平洋高気圧がいつもの年よりも勢力を強め、日本列島も気温が高くなります。前回ラニーニャが発生した2007年8月は岐阜県・多治見市と埼玉県・熊谷市で40.9度を記録するなど全国的に猛暑となりました。どうも今年はこのラニーニャ現象の兆候が見られるようです。2013年8月12日に記録した高知県四万十市・江川崎の国内最高気温41度を更新するような酷暑だけは勘弁してもらいたいものです。

 プロ野球セ・パ交流戦はソフトバンクが13勝4敗1分けで優勝、全体成績でもパ・リーグが60勝47敗1分と圧倒的な強さを見せつけました。セ・リーグで勝ち越したのは広島のみ。2005年に交流戦が始まって以来の通算成績でも、パ・リーグが11勝1敗と大きく勝ち越しています。古くから言い伝えられている『人気のセ、実力のパ』は現在も生きているようです。そんな中、大リーグ・マーリンズのイチロー選手が日米通算の4257安打を放ち、ピート・ローズの持つ安打記録を塗り替えました。もっとも、この記録をローズ氏は認めず物議を醸しています。ただ、大リーグでの30人目の3000本安打まで17本(6月23日現在)と迫っている事実には凄い≠ニ世界中が認めるところです。イチロー本人は『ローズ氏が喜んでくれないのなら興味なし』とクールそのもの。大リーグだけでの『ローズ越え』を問われると、『常に人に笑われてきた歴史、悔しい歴史が僕の中にあって、これからもそれを達成していきたい』と語っています。『そんなバカな』を跳ね返してさまざまな記録を達成し、常々『50歳まで現役を続けたい』と話すイチローのこと、あながち不可能とは言えないかも知れません。日本が誇る超、超人の今後に大注目です。

 交流戦オリックス戦で2試合連続のサヨナラホームラン、3試合目は試合を決める決勝ホームランを放った広島カープ鈴木誠也選手の派手なパーフォーマンスも冷めやらぬ中、7月8日からいよいよ「第7回広島カープまつり」が開幕します。鈴木選手始め10選手の直筆サイン入り写真パネルは初日8日の11時からの販売です。当日はお早めに会場へ。

(スポニチプラザ大阪総支配人・厨子雄二)

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