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人生の荒波を乗り越え、昔取った杵柄(きねづか)を再び手にしようとする人々がいる。旅行、音楽、オートバイ、漫画、プラモデル…団塊世代の趣味市場は5兆円とも言われている。その下の「ポスト団塊世代」を含めた人々の趣味・遊びの現場をリポートする。

ビバ!40歳代(4)
 悩む30代女性へのエール

バックナンバー 2008年


ミュージカル「VIVA!Forties」主演の浦嶋りんこ(右)と共演の深沢桂子
 40歳前後の女性「アラフォー世代」に勇気を与えるミュージカル「VIVA!Forties」の観客層は30歳代が多い。昨年のアンケートからの声を拾ってみる。

 「忘年会を断って来て良かった。わたしも堂々と胸を張れる生き方をしたい」(33歳)「力強い歌声に元気、勇気をもらいました。いま幸せ!って思う」(32歳・看護師)「来月には40歳の無職です。不安になってました。でも、わたしはわたしであるため、この道を選んだんだ。いいじゃん!わたし!」(39歳・舞台関係)

 主演の浦嶋りんこは、そんな後輩たちの胸の内を分析する。

 「来るべき40歳が怖いのかも。マニュアルが欲しいから、先達の姿を見てみようとしているのではないですか」

 その答えがミュージカルのサブタイトルである「どうよ!どうなの!わたしの生き方!女に生まれてよかったぜ!」なのだ。「とにかく元気になるステージ。40代女性のあがきっぷりを見てほしい」

 今年は8月の東京公演のみだが、夢は全国ツアーだ。「せめて6大都市ではやりたい」と浦嶋。共演の深沢桂子は、最大の見どころを「曲が素晴らしい」と言う。確かにミュージカルの核である音楽がいいのが魅力。何事も基盤となる足場をしっかりということだ。このステージを見て、足場を固めた30代が40代に飛び出す。(樋口 徹)

 

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