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吉田元監督、阪神甲子園店で“カーネル”と初対面

道頓堀川から発見されたカーネル・サンダース人形と対面を果たす、1985年に阪神を日本一に導いた吉田義男元監督(右)

 1985年にプロ野球・阪神タイガースファンにより大阪・ミナミの道頓堀川に投げ込まれ、昨年3月に24年ぶりに発見された「ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)」のカーネル・サンダース人形が阪神の本拠地・甲子園球場近くのKFC阪神甲子園店に常設されることになり19日、同店にお目見えした。

 もともと道頓堀店(現在は閉店)に設置されており、阪神の日本一に興奮したファンが、当時の主砲ランディ・バース選手に似ているとして胴上げし、川に投入。以来、阪神は日本一から遠ざかり「カーネルののろい」と言われていた。

 記念セレモニーの開催中、85年の日本一監督となった吉田義男氏(76)が偶然通りがかり、報道陣は騒然。同球場でABCラジオ生出演後、歯の治療をした帰りで、この日の設置は「まったく知らんかった」と驚きの表情を見せた。思わぬ初対面を果たし「縁ですな」としみじみ。「そのうちバースも会いに来たらエエねん」と笑わせた。

 85年以降、いまだ達成できない日本一。「25年間ヘドロの下やもんね。2003年、星野監督のときの日本シリーズ(先に王手をかけたが、敗退)は今思えばそうだったのかも」と、のろいの存在を確信したようで「僕と人形が巡り合ったので、あとは選手やね。真弓監督にのろいを解いてもらいたい」と25年ぶり悲願成就を期待していた。

[ 2010年3月20日付 ]

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