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中国の商標登録「申請し放題!」商品販売不能も

◆ 7年連続で世界一の申請数 ◆

 歌手の浜崎あゆみ(30)安室奈美恵(31)や卓球の福原愛(20)ら日本の有名人の名前が、中国で商標申請され、一部がすでに登録されていることが20日、分かった。

 中国国家工商行政管理総局商標局の商標ネットによると、広東省の企業や湖南省の個人が、文具やフィットネスクラブの商標として「浜崎歩」を出願し、登録されている。ただ、これには異議が出されている。

 また湖北省の個人が、衣類の商標として「安室奈美恵」を登録。中国でも人気がある福原愛の名前も複数の人が登録している。このほかアパレル企業による「中島美嘉」や「高倉健」についても申請が出された。

 商標登録されると、中国でその言葉を含む商品の販売ができなくなる恐れがある。実際に「越光(コシヒカリ)」はすでに登録済みのため、中国ではコシヒカリとして販売はできない。

 過去に中国では、日本の「青森」「鹿児島」などの地名や「九谷焼」「美濃焼」などの特産品名が商標登録申請され、問題となっている。人気漫画「クレヨンしんちゃん」の中国名「蝋筆小新」が、中国国内の第三者により登録され、日本の出版社が訴訟を起こしたこともあった。

 日本の商標法では「他人の氏名を含む商標は登録できない」と定められているが、中国の商標法は人名については明確に記していない。ただし、地名に関しては「公衆に知られた外国地名は登録できない」としている。

 中国では、基本的に商標を最先の出願人に付与する「先願主義」のため、商標登録申請数は、70万件に達した2008年まで、7年連続で世界一となっている。

[ 2009年6月21日付 ]

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