神戸“ドタバタ”松田監督の“内定”急きょ取り消し
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| 一度は続投要請を受けるも突然の退任を通達され怒り心頭の松田監督 |
◆ 選手もクラブに不信感 ◆
神戸の安達貞至社長(69)は4日、松田浩監督(48)と来季の契約を結ばない意向を明らかにした。11月上旬に一度は続投要請を出していたものの、クラブの方針を急きょ転換。さらなる飛躍を遂げるため、新体制で来季へ臨むことになった。ただ、理不尽ともいえる突然の方針転換に松田監督は激怒。選手もクラブに不信感を募らせており、今後も批判が集まりそうだ。
◆ 大久保も「おかしい話や」 ◆
前代未聞の手のひら返しだ。安達社長は「松田監督には今季限りで退任していただくことになった。続投要請を出していたんだが、クラブがステップアップするためには新しい監督で…ということになった」と厳しい表情で話した。選手たちには、この日の練習前に通達。すでに三木谷会長にも報告を済ませており、了承を得たという。
クラブ史上初の5連勝を飾った11月9日の東京V戦。その翌日に、松田監督は電話で続投要請を受けた。12日には、同社長と来季に向け、固い握手を交わした。ただ、その後、天皇杯5回戦でJ2鳥栖に2−5の完敗を喫すると、前節・川崎戦でも0−4の大敗。安達社長も「それが原因でなかったとはいえない」とこの2試合が方針転換の一因となったことを否定しなかった。
事実上の解任が松田監督へ伝えられたのは今月1日。指揮官は「残念だし無念。(契約が)口約束だったとはいえ、それを反故(ほご)されたことは納得できない」と怒りをにじませた。契約は書面化されていなかったものの、すでに来季への補強なども話し合っていただけに、理不尽な方針転換は許せなかった。
後任監督は未定ながら、ブラジルの現地紙では現フラメンゴ監督のカイオ・ジュニオール氏との接触が報じられている。安達社長は「今のスタイルを継承してくれる監督を探している」と話すものの、選手たちに戸惑いは隠せない。主将の日本代表FW大久保も「残念。やっぱりおかしい話やと思うし。選手に対しても(同じようなことが)あるんちゃうかと思ってしまうしね」と不信感を募らせた。突然の移籍やクビが常の世界とはいえ、あまりにショッキングな監督退任。今後も、神戸のクラブ経営に批判が集まりそうだ。
[ 2008年12月5日付 ]


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