J2C大阪快勝で4位浮上 香川W杯予選へアピール
◆ 岡田代表監督の目の前で結果出す ◆
<C大阪6−0岐阜>J2のC大阪は15日、敵地の岐阜戦に6−0で快勝し、4位に浮上。MF香川真司(19)は調子が悪いながらも、1得点1アシストと結果を残した。また視察に訪れた日本代表の岡田武史監督(52)は、「見ていることを伝えたかった。香川にしろ、乾にしろ」と話し、MF乾貴士(20)にも注目していることを明かした。
◆ デキ悪くても今季6点目&アシスト記録 ◆
本調子ではなくとも最低限の結果を残すのが、元代表選手の意地だ。後半11分、MF乾の右からのクロスを胸トラップで落とした香川は、そのまま右足を一閃(いっせん)。今季6得点目を強烈に決めると、後半44分にはカイオのハットトリックをアシストした。
「ヘディングが自信なかったんで、胸でトラップしました。ゴールはよかったけど、ゴール以外も求められる。今日はデキが悪かった」と苦笑いで振り返った。
スタンドには岡田監督の姿があった。試合前にあいさつに向かうと、「ドリブルが多すぎる」と苦言を呈された。その言葉が頭に残っていたのか、得意の個人技はことごとく不発。相手DFをかわせずにバックパスを選択する場面が目に付いた。「ミスが多かった。今日はアピールできなかった」と気弱な発言に終始した。
W杯最終予選のウズベキスタン戦には、松井(サンテチエンヌ)が出場停止となる。同じ左MFの19歳は代役候補の1人。「ちゃんと見ていることを伝えたかった」と話した岡田監督は、「いっときよりも、だいぶよくなっている」とある程度の評価は与えたものの、明言は避けた。
「今はA代表を意識してもしょうがない。自分のレベルを上げることだけを考えたい」。今はさらなるステップアップとチームをJ1昇格に導くことしか頭にない。浮つくことなく、少しずつ階段を上がっていくだけだ。
◆ 乾にも高評価 ◆
香川とともに岡田監督が名前を挙げたのが、横浜Mから期限付き移籍中のMF乾だった。横浜Mの監督だった06年、野洲高から練習生として参加していた小柄なドリブラーに目をつけたが、その後に自身が解任されてしまった。久々の再会となったこの日の試合前には、「お前、マリノスをクビになったのか」と冗談を飛ばすと、その後の2アシストの活躍に目を細めた。
試合結果
[ 2008年9月16日付 ]

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