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中日、逆転で第1S突破! 和田“ワザあり”V2ラン

3回、和田(右)は右越え2ランを放ち、ブランコに迎えられる

◆ 日本一へ次はG倒だ ◆

 <中日7−4ヤクルト>オレ竜が巨人に挑戦権だ!19日、第3戦で中日が7−4でヤクルトを制し、連勝。2勝1敗でクライマックスシリーズ第2ステージ進出を決めた。1点ビハインドの3回1死一塁で和田一浩外野手(37)が右中間に逆転2ランを放った。5回には谷繁元信捕手(39)、立浪和義内野手(40)の適時打で3点を追加し、試合を決めた。ベテラン勢が奮起し、21日からの“東京切符”をもぎ取った。

◆ シーズンのリベンジへ総力戦挑む ◆

 東京行きの切符はチーム全員で勝ち取った。インフルエンザで手負いのヤクルトに最後の最後まで苦しめられたが、最後は守護神・岩瀬が青木を三振斬り。がけっぷちからの連勝で、落合竜が3年連続の第2ステージ進出を決めた。

 「内容とかいうよりも勝つか負けるか。ただ、それだけ。日本一への自信?それがなかったらユニホームは着ていない」

 まだ通過点。落合監督は険しい表情のまま会見に臨んだが、その言葉通り結果がすべての戦いで輝いたのは和田だった。0−1の3回2死一塁。カウント1−1から由規の剛速球を右中間スタンドにたたき込む逆転2ランを放った。

 「何とか押し込めたんで距離が出てくれたと思う。大活躍?そうでもない。シーズンが残念な結果だったんで、このチャンスを生かしたいという気持ちだった」

 第1ステージは12打数7安打、2本塁打4打点と大暴れ。今季はプロ13年目で初の全試合出場を果たし、打線の軸として働き続けた。6月21日のオリックス戦で生涯打率の規定打席の4000打席に到達。その時点での生涯打率は落合監督さえ上回る・315だった。3冠王3度の指揮官をして「あいつにしかできない」という天性の打撃技術。特にこの日のような右方向への一発は「右に引っ張る」という独特の打法の真骨頂だった。

 あす21日から敵地での第2ステージ。シーズンでは完敗した巨人へのリベンジに向け、再び総力戦を挑むことになる。

 「巨人戦対策?あした(20日)ゆっくり練習させて疲れを取って、それから考えます」

 最後までピリピリムードで会見を終えた落合監督。巨人を倒して逆転日本一に輝いた2007年の再現へ、まずは第1ハードルを突破した。

◆ インフル防止へピリピリ ◆

 6選手が感染したヤクルトのインフル禍を受けて、オレ竜もピリピリムードだった。チームは9月に2軍内で新型インフルエンザがまん延して以降、毎日の検温を義務づけるなど体調管理には注意を払っているが勝崎トレーニングコーチは「うがいや手洗いの徹底は再確認。風邪予防の意味も含めてビタミン類を多めに摂取させている」とコメント。第1Sは突破したが、これからの自軍への波及を恐れていた。

試合結果

[ 2009年10月20日付 ]

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