中日・ブランコ、来日初!延長10回劇的サヨナラ弾
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| 決めたのはやっぱりこの男!延長10回、ブランコが左越え24号サヨナラ3ランを放ち(左)ナインと笑顔でハイタッチ |
◆ 目の前での敬遠に主砲が燃えた ◆
<中日3−0広島>右腕をグルングルンと振り回しホームでは手荒い祝福を受けた。地鳴りのように延々と響き渡る「ブランコ・コール」。帽子を掲げてファンに返礼する姿には主砲の意地と誇りが宿っていた。
「内側からバットを出そうと思った。併殺にならないようにフライを打とうと思ったんだ」
運命の瞬間は延長10回だ。1死二塁から目の前で森野が敬遠された。ブランコは「アメリカでも経験あるよ」と平然と答えたが、本塁打レースを独走する男にとっては、屈辱以外なにものでもない。それをサヨナラ24号3ランという倍返し以上の結果で、コイバッテリーの選択が間違っていたことを証明した。「きょうは打った人と抑えた人に聞いてください」。“語るはヤボ”とばかりに言葉少なに会見を切り上げた落合監督の目尻も下がりっぱなしだ。
歓喜に沸いた来日初のサヨナラアーチ。その8時間前までは悩みに悩んでいた。前日9日にストップするまで8試合連続安打を放っていたが「スイングが力強く振れていなかった」と自身は不調を感じていた。きまじめなクリスチャンは「よく眠れなかったんだ」と前夜は午前4時まで就寝できなかったことを明かした。それでも眠い目をこすりながら移動日試合には珍しい早出特打で入念なフォームチェックを行った。そんな努力を神様は見捨てなかった。「最後(の打席)だし、疲れもあったので少し軽いバットを使った」と、それまでの4打席で3本のバットを折られたことも幸運の一因となった。
「きょうのように頑張っていくよ」。今季5度目のサヨナラ勝ちで連敗は「2」でストップ。一振りで試合を決めた主砲は、あらためて胸を張った。
試合結果
[ 2009年7月11日付 ]
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