中日・中田、322日ぶり復活“失意の地”でリベンジ
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| 復帰後、初勝利を挙げ、落合監督(右)と握手をかわす中田 |
◆ 奪った三振は11個 ◆
<中日12−1ヤクルト>1年に1度しか会えない彦星と織り姫が互いにこの日を待ちわびるように、竜党はその日を待っていたに違いない。雌伏の時を越えて、遂に“暴れ馬”中田が復活した。
「長かっただけに、すごく嬉しい。点差が開いても目の前の打者を打ち取る気持ちだけだった」
出足から飛ばしまくった。三者凡退で初回を乗り越えると2回は総て空振り三振。4回無死二塁のピンチは福地とデントナを連続三振、ガイエルは二飛に打ち取った。奪った三振は11個。ラストイニングの8回こそ2四球、1暴投で1失点で暴れ馬の片りんを見せたが、安定感は抜群だった。昨年8月19日以来322日ぶり白星。「もともと、力はある子だ」。中日のエース番号を背負う右腕に落合監督も目を細めた。
首脳陣の粋な計らいもあった。「1軍に上がってきた時から次の登板はココだと決めていた。やられたらやり返さなきゃならねぇ」と森バッテリーチーフ。今季唯一の登板だった4月8日・神宮でのヤクルト戦。4回2/3 6失点で炎上した。そして翌日、降格。その後は故障の影響もあり、2軍でも結果の出ない日々が続いた。残る負のイメージ。だからこそ総てを吹っ切るためにあえて“失意の地”を選んだ。それに中田も応えた。
後半戦8勝2敗で貯金は今季最多の「9」。3位は変わらないが、今季4度目の先発全員安打で眼前の敵・ヤクルトとはゲーム差なしの4厘差。そこに先発6番目として中田が加わる。「ここから他の投手陣を追いかけたい」。2位浮上はおろか、首位・巨人すらも見えてきた。
試合結果
[ 2009年7月8日付 ]
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