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広島、メジャー9勝&154キロ右腕ドーマンを獲得

◆ 岩村の元同僚、身分照会完了 ◆
 
 広島が12日、新外国人右腕のクリストファー・スコット・ドーマン投手(30=レイズ傘下3Aダーラム)を獲得することが決定的となった。この日に身分照会を完了し、近日中に正式合意に達する見通し。米大リーグ通算9勝8敗で、最速154キロの剛腕。チームはシュルツと並ぶセットアッパーとして起用する方針だ。新球場で迎える09年、頼れる助っ人がマウンドに立ちはだかる。

◆ セットアッパーとして期待 ◆

 ドーマンは今季、レイズで12試合に登板し2勝0敗、防御率6・14。04年にロッキーズでメジャー初昇格を果たしてからロイヤルズ、レイズと渡り歩いた。メジャー通算では164試合に登板し9勝8敗、5・32の成績を残している。チームはシーズン終了後から複数の外国人投手をリストアップして候補を絞り込んでいたが、経験豊富な右腕の獲得を決断した。

 最大の武器は最速154キロの剛速球。得意とするスライダーとのコンビネーションで打者をねじ伏せる投球を身上とする。米国では主に中継ぎを務めていたこともあり、チームは勝ち試合でのセットアッパーとして起用する方針だ。

 今季は高卒2年目の前田健が9勝。ルーキーの篠田とプロ3年目の斉藤も後半戦から先発ローテーションに定着し、それぞれ3勝を挙げた。ドーマンがセットアッパーとして安定した成績を残せば、前田健らも安心感を持って積極的な投球ができる。球団首脳は「(試合の)後ろを固めれば若い先発陣も生きてくるはずだ」と強調した。

 また、来年3月に開催されるWBCの日本代表第1次候補には守護神の永川が選ばれている。永川が日本代表に招集されて不測の事態が起こる可能性に備える意味でも、シーズン開幕時にクローザーも任せられるドーマンの存在は心強い。新球場元年の来季、新助っ人が赤ヘル軍団の躍進のカギを握る。
 
 ★スコット・ドーマン(Christopher Scott Dohmann)1978年2月13日、米国ルイジアナ州出身の30歳。2000年、ドラフト6巡目でロッキーズ入り。04年7月のメジャーデビュー以来、リリーフ専門で活躍。06年途中のロイヤルズ移籍を経て、07年からデビルレイズ(現レイズ)。150キロを超える速球とスライダーを武器にメジャー通算5年間で9勝8敗1セーブ、防御率5・32。1メートル85、91キロ。右投右打。

[ 2008年12月13日付 ]

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