広島・高橋建「メジャーか残留か」去就は五分五分
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| 球団との話し合いを終え引き揚げる高橋建 |
◆ 夢伝えたが「残ったとしても後悔はしない」 ◆
FA権を保持している広島・高橋建投手(39)が10日、広島市内の球団事務所で来季去就に関する話し合いを持ち、来季メジャーリーグ挑戦の可能性について言及した。球団側からは残留要請を受けたが、権利を行使せず残留した昨年オフにも、すでにメジャー挑戦を視野に入れていた左腕。チームへの愛と、自身の夢のはざまで今年も揺れることとなった。
◆ メジャーについて再び「興味ある」 ◆
顔に浮かんだのは苦笑いと困惑だった。鈴木清明球団本部長との約1時間話し合った高橋建は、揺れる胸中を吐露した。
「五分五分か…。分かんない…」。夢は2年越しのものでもある。メジャーへのFA移籍を視野に入れていた昨オフもメッツ、インディアンスが興味を示した。悩んだ末に残留した左腕は今季、開幕からルイスとともに投手陣を支え、前半戦だけで6勝をマーク。球宴にファン投票で選出されるなどの結果を残した。
「アメリカの野球がどんなものなのか、興味が持てるようになってきている」
今季も登板試合をメジャー複数球団のスカウトが視察。そして、刺激になったのが昨オフにドジャースへと移籍した黒田の姿だった。
「一緒のことは無理だが、黒田の耐えてやっている姿に強いインパクトを受けた」
交渉にあたった鈴木本部長は条件面を提示したうえで「来年もローテの一角として投げてほしいという話はした」と戦力としての必要性を訴える。だが同時に「FAは選手が球団を選ぶための権利」とし、宣言した場合は高橋建の意思を尊重する構えだ。
17日からの秋季練習に参加する左腕は「残ったとしても後悔はしない。チームメートが好きだから」とも続けた。FA宣言手続き期間は日本シリーズ終了翌日から土、日曜を除く1週間以内。左腕はおよそ1カ月の間、熟慮を重ねる。
[ 2008年10月11日付 ]


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