=旅好き=たらい舟でユラユラ
新潟県・佐渡島
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| 乗ってみると意外に安定しているたらい舟は貴重な体験 |
◆ 金山やトキ、町並み…見どころ満載 ◆
日本海にうかぶ佐渡島。金山やたらい舟、保護鳥トキの観察といった定番の見どころから、北前船時代の香りが残る町並み、また青い海原を見ながらの海岸線ドライブなど夢がふくらむ。今秋、飛び石も含めて3〜5連休が4回もある。思いきって行ってみたい。(旅行ペンクラブ・松田 十泊)
◆ 秋の連休は自然と歴史を堪能 ◆
佐渡島は、淡路島の1・4倍、琵琶湖の1・3倍ほどで大きい。島ゆえに、海との縁がきれない。
今は、県庁のある新潟市との船便の関係で、両津が表玄関になっているが、かつては南端の小木(おぎ)だった。江戸時代、相川の佐渡金山からの金がここから直江津(上越市)に運び出され、また北前船の寄港地でもあったからだ。
関西からJRや車で行く場合には、直江津港から大型フェリーやジェットフォイルが出ていて便利だ。全長120メートルという大きなフェリーが小木港に入る。それを遠望しながら、たらい舟体験ができるのも佐渡ならではだ。
近くの宿根木(しゅくねぎ)集落は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて、町並みが素晴らしい。板壁に挟まれた路地をたどると、往年の残り香がそこここに感じられる。集落の最奥にある称光寺の境内は、ひっそりとしたたたずまい。また近くの「千石船展示館」なども必見。
一方、大佐渡と呼ばれる島の北半分。中心になるのはやはり佐渡金山と、断崖の海岸美が素晴らしい尖閣湾(せんかくわん)だろう。そのあたりから島北端の弾崎(はじきざき)まで40キロほど。青い日本海の大海原を眺めながらのドライブもいい。
佐渡島では、自然美と、歴史のかたちが残っていることを実感する旅になるだろう。
◆ ジェンキンスさんに会える?「佐渡歴史伝説館」 ◆
島の中央部は国仲(くになか)と呼ばれる。今、ここに話題性のあるものがいくつかあるのがおもしろい。
「トキの森公園」では、飼育中のトキが見られる。ニッポニア・ニッポンという学名の白っぽい大型鳥。現在、国内で百数十羽が野生復帰に向け飼育されている。
「妙宣寺」という寺は、NHK大河ドラマ「天地人」の直江兼続のゆかりの寺として、訪れる人が多い。佐渡攻めの戦奉行をつとめた兼続が、同寺に寄進したやりの穂先が公開されているからだ。日光東照宮の五重塔を模したという五重塔(国重文)も立派なもの。
真野の町は、佐渡金山と小木をむすぶ宿場として古いが、「佐渡歴史伝説館」の販売コーナーで、あの北朝鮮報道で名が知られたジェンキンスさんが手伝いをしている。会えるかも。
【メモ】飛行機の場合は、伊丹−新潟。新潟港からジェットフォイルで両津港へ。10〜12月の3カ月間、新潟デスティネーションキャンペーンが開催される。観光の問い合わせは佐渡観光協会=電話=0259(27)5000。新潟県大阪観光センター=電話=06(6348)9720。
[ 2009年8月26日付 ]
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