
注目のオスカル役は誰に 「ベルサイユのばら2001」配役予想
宝塚史上最大のヒット作「ベルサイユのばら」が、来年4月、新東京宝塚劇場のオープンを記念して再々演されることが決まり、このほど正式に発表された。 「ベルサイユのばら」は池田理代子原作の劇画をもとに舞台化したもの。フランス革命を背景に、皇妃マリー・アントワネットの波乱の半生をスウェーデンの貴族フェルゼンとの恋や、近衛隊長オスカルなどの人間模様をからませて描いている。 1974年8月、月組により初演され大ヒット。1989年8月、杜けあきのアンドレ、一路真輝のオスカルという配役で雪組公演から始まった再演シリーズが、1991年3月、涼風真世がオスカルを演じた月組公演まで約2年間にわたっての公演だったため、丸10年での再演となる。 今回の上演は、3月30日から星組による新東京宝塚劇場。4月6日から宙組による宝塚大劇場と、東西同時に公演されるのが大きな話題。内容も2001年版ということで、大幅にリニューアルされるという。とはいえ原作をそれほど変えるわけではないので 、ある程度の配役予想はつく。 まず、宙組公演は「フェルゼンとマリー・アントワネット編」と発表されており、フェルゼンが和央ようか、アントワネットが花總まり。注目のオスカル役はゲスト出演する専科の彩輝直になる模様。ほかに、アンドレが水夏希、ジェローデル少佐が朝宮真由 、ロザリーが南城ひかり、ジャンヌが久路あかり。マリア・テレジアが出雲綾、ルイ16世が大峯麻友といったところが妥当。オスカルとアンドレの年齢差を加味すると、水と 朝宮が入れ替わる可能性もある。 問題は星組公演。「オスカルとアンドレ編」ということだが、これはこれまでにない初めてのバージョン。オスカルが稔幸、アンドレはゲスト出演する専科の香寿たつき、湖月わたる、樹里咲穂のトリプルキャストというのが大方の予想だが、アントワネット が星奈優里になるなら、アンドレは香寿、湖月のダブルでフェルゼンに樹里という配役も考えられる。安蘭けいは芸名からのシャレではないがアランという線が濃い。 脚本の植田紳爾氏は「オスカル編」のようにアントワネットとフェルゼンが出ないバージョンを作った人だけに、今回はどんな新バージョンになるのか油断できないが、さてどんな配役になるか来年の発表が楽しみだ。(薮下哲司) 《一口メモ》 12月13日午後3時(友の会貸切)と5時半から2回行われる「アデュー・ TAKARAZUKA1000days劇場」の概要が決まった。愛華みれ、真琴つばさ、轟悠、稔幸、和央ようかの5組のトップスターが初めて揃い踏みするほか香寿たつきら新専科メンバーも10人全員が同じ舞台に立つ。当初予定されていたOBの参加はス ケジュールの都合がつかずなくなった。A席10000円ほかチケットは11月5日から発売される。宝塚大劇場など全国6カ所でライブ中継があり、こちらは2回とも一般発売でチケット(3700円)は11月11日から発売される。問い合わせは=0797(85)6770宝塚歌劇インフォメーションセンター。 |
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| ● 薮下 哲司(やぶした・てつじ) ● 大阪府生まれ。関西大学文学部仏文科卒。71年スポーツニッポン新聞大阪本社入社。77年文化部に配属、放送、音楽などを担当後、現在、特別委員として映画、演劇を担当している。宝塚歌劇は80年から担当、劇団発行の「宝塚グラフ」バウ公演評「歌劇」新人公演評を歴任。著書に「宝塚の誘惑」(共著)「宝塚伝説」「宝塚伝説2001」「宝塚歌劇支局」(青弓社刊)がある。05年、毎日文化センター(大阪)で「タカラヅカの魅力」講座を開設、07年から甲南女子大学非常勤講師に、宝塚講座を持っている。 |



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