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びわこ成蹊スポーツ大サッカー部

 【世界基準で目指せ関西学生リーグV2】

 世界基準のサッカーを目指す。第96回関西学生サッカーリーグが4月7日、ヤンマースタジアム長居などで開幕する。昨年初優勝したびわこ成蹊スポーツ大サッカー部(男子)はユニバシアード日本女子代表監督の望月聡氏(53)が監督を務め、「世界で通用するチーム」づくりを掲げ、4年生が抜けMF忽那喬司(スポーツ学部3年)やU―17日本代表のDF藤松航矢(同1年)ら新たな戦力で連覇を狙う。

新チームで挑むびわこ成蹊スポーツ大イレブン

 “世界基準”が目標だ。元浦和の選手だった望月監督は「世界で通用するチームになることが目標。そのためには進化を続けるチームにならないといけない」とどんな状況でも勝つためのチームづくりを掲げる。だから「選手一人ひとりが何をするのか、主体的に考え、判断することをしてほしい」とミーティングのときから、どんな練習をしたいか、選手たちに考えさせ、「世界は0秒1の違いで得点できたり、失点する、みんなが自分たちの判断で話しながらいろいろ対応させている」と試合での一瞬の判断を養っている。

守備の要の藤松(左)と攻撃の要の忽那

 その成果は昨年の関西学生リーグ初制覇につながった。そして、今年は連覇がかかる。「連覇を狙いたいし、楽しみなチーム。昨年の主力は抜けるが新しい力が出てくるのを期待したい」と望月監督。新チームではMF忽那喬司(3年)、DF藤松に期待する。忽那はドリブルでの突破力があり、昨年は6得点をマーク。今年も攻撃の要で、「去年優勝しているし、他のチームがつぶしにくると思うが重圧につぶされないように強い自覚と自信を持ってやりたい」と強気に話す。

世界で通用するチームを目指す望月監督

 守備の要となるのが1年生の藤松だ。U―17日本代表で活躍。J1の鳥栖のトップチームの練習に参加していた。「トップでダメだったが、声をかけてもらった」と評価してもらったことで同大入りを決意。「上下関係はあるが、オンとオフの切り替えがはっきりしている」とチームに溶け込めている。「優勝は意識しているし、勝ち続けることで将来のプロや代表へアピールになる」と大きな目標がある。

 望月監督も「守備力、コミュニケーション能力が高い」と高評価する逸材。まずはリーグ連覇、日本一、そして世界へより高みを目指していく。


守護神・田中、ケガの雪辱を MF佐藤は打倒関東

守護神の田中(左)と攻撃の起点となる佐藤

 守護神のGK田中勘太(スポーツ学部3年)は昨年の悔しさを晴らす。「ケガで5試合にしか出られなかった」と前期の終わりに右肩鎖関節を亜脱臼し、思うような活躍ができなかった。今年は「リーグ戦に出て、連覇が目標です」と気合十分。サイドで攻撃の起点となるのはMF佐藤諒(同)だ。「ドリブルが好きで切れ味鋭い左足のクロス、シュートで点を取りたい」と話し、「全国で関東の強いチームを倒したい」と意気込んでいた。

FW井上 昨季12ゴールの得点源

守護神の田中(左)と攻撃の起点となる佐藤

 忽那同様に攻撃のキーになるのが、FW井上直輝(スポーツ学部3年)だ。

 昨年はリーグ戦で12得点。立正大淞南高の先輩のC大阪のDF松田が同大の卒業生で「Jリーガーになりたい」と自らも入学したという。「去年は粘り強い守備力が持ち味だったが、今年は1点を取る力が必要だと思う。個の力で打開しないといけない」と昨年以上の活躍を誓っていた。

 ▽びわこ成蹊スポーツ大学 前身となる大阪成蹊学園・高等成蹊女学校を1933年(昭8)に創設。2003年(平15)に同大学スポーツ学部を開設。サッカー部(男子)のほか全国大会入賞者を毎年輩出する陸上競技部、一昨年に全国を制したアルティメット部など多くのクラブが全国の舞台で活躍を続ける。

【マドンナ図鑑 3年・冨田梨花さん 7人で約280人サポート】

笑顔で選手にドリンクを渡す冨田梨花マネジャー

 約280人の部員を支えるのが7人のマネジャーだ。Aチームのサポートをするのが冨田梨花(3年)だ。「スポーツにかかわりたくてびわこ成蹊スポーツ大を選びました」と大阪府枚方市から約2時間をかけて通学しているという。枚方津田高ではバドミントン部で活躍。同大では週3回しか部活がなく、「どこかのマネジャーをしようと思った」とサッカー部に入部した。「思ったよりもグラウンドの仕事だけじゃなく、事務がこんなに多いとは思わなかった。パソコンになれるのに大変だった」と苦笑い。

 昨年初優勝し、今年は連覇を狙うが「尊敬します。暑い日も寒い日も毎日トレーニングして、1つに打ち込めるのが強みだと思う。期待しています」と話していた。

【魅惑の学食 アスリートランチ スポーツに打ち込む学生たちの支え

アスリートランチ

 昨年7月にできた新施設・中央棟4階にある展望レストラン「Lake Crest」。琵琶湖が一望できる同所の「アスリートランチ」はハードな練習に取り組む学生の体を支えている。スポーツ栄養学専門の武田哲子准教授のアドバイスにより考案されたメニューで、低脂質を基本にリカバリーやパワーアップなどスポーツ選手に必要な栄養を考慮して作っており、全国の舞台で活躍する学生を食事面でサポートしている。

[ 2018年4月3日 ]

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