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森ノ宮医療大学女子バスケットボール部

 【明るく楽しく文武“療”道 初めての2部昇格挑む】

 初の2部昇格へ「本気」の挑戦だ。森ノ宮医療大女子バスケットボール部は、医療系の大学では数少ない学連に登録しているチームで、関西学生女子リーグを戦っている。現在は3部ながら、学業と両立し、主将の手島瑞季(2年)を中心に練習を続ける日々。最大の持ち味であるチームワークを武器に、新たなステージを目指す。

2部昇格へ気合が入る森ノ宮医療大女子バスケットボール部

 5限目を終えた選手たちが体育館に集まってくる。トレーニングは午後6時開始。練習日も基本は月水金の週3日と決まっている。授業数が多い上に、実習や夏休みの集中講義もあるのが医療系の大学。活動が制約される中、学連に登録して戦っているのが森ノ宮医療大の女子バスケ部だ。理学療法士を目指す手島は、昨年10月から主将を務め「課題とか多くて勉強も大変ですけど、全員が明るくて、楽しみながらやっています」と笑顔を見せた。

 12年に学連に登録され、13年に4部で優勝し3部昇格。その後は停滞が続き、昨季は3部リーグで9位に終わった。ただ、創部から指揮を執る中原英博監督(43)は今年のチームを「本気で2部を目指せるというか、その可能性はあると思います」と分析する。学連に登録されてから6年が経ち「入学する前に、女子バスケ部があることを知って入ってくる」選手が増えた。以前は強豪校と対戦すると気後れしてしまうことも多かったが、徐々に自信が芽生え、精神面は成長を遂げてきた。

昇格を目指す(左から)吉川安紀、岡田侑莉、手島瑞季、松本実姫

 現在の部員は3年生1人、2年生4人、1年生7人の計12人。最大の強みを「チームワーク」と誰もが口をそろえる。「上下関係もない。みんな仲が良い」と話すのは、資格取得とバスケを続けるために入学してきた副主将の吉川安紀(2年)。フォワードの岡田侑莉(2年)も「お昼も集まって食べたり。お互いのことを分かり合っています」と語る。1年のセンター田中亜季を攻撃の中心としながら、相手を見てコート内で攻略法を探るなど自主性も持ち味だ。

 2部に昇格するためには3部で2位以内に入り、かつ入れ替え戦に勝たなければならない。道のりは険しくても、松本実姫(2年)は「技術的に劣ってはいないし、普通にやったら勝てると思う」と自信を示す。昨季9位に終わった反省材料を「試合によって波があったこと」と主将の手島。課題を克服するため、新チームになってから普段の練習から緊張感を高めてトレーニングを重ねてきた。

 新たなステージへと踏み出すために――。学業との両立に追われながらも、コートは活気に満ちている。

 ▽森ノ宮医療大学 1学部5学科を有する関西最大級の医療系総合大学。4月からは1学科増えて6学科となる。1973年(昭48)に開校した森ノ宮医療学園専門学校が母体。2007年(平19)に大学が開学。同部と男子サッカー部が強化指定クラブ。所在地は大阪市住之江区南港北1の26の16。

【今春卒業 村崎結マネジャー 後輩へ熱いエール】

チームを支え今春卒業する村崎結マネジャー

 今春に卒業するのが村崎結マネジャー(4年)だ。高校まで選手としてバスケに打ち込み、大学入学と同時に裏方としてチームを支えることを決意した。「支えるというか、わたしが支えられてきましたね」。登録など数多い手続きを一手に引き受け、遠征費などを振り込む際には、大金を手にビクビクしながら銀行に向かったのも懐かしい思い出だ。

 理学療法学科が3年、鍼灸学科が4年で引退するため、同期のラストを2度も経験した。「引退試合は…。試合をしている姿を見ているだけで泣けてきました」。一方で2部昇格を目指す後輩たちにも熱いまなざしを向け「(選手の)能力は凄いあると思います。もっと、お互いを高め合う感じになっていってほしいです」とエールを送った。

【魅惑の学食 日替わりの健康ランチ、塩分&カロリー控えめ「Medi CAFE」

人気のランチ

 学校関係者だけでなく一般利用も多い「Medi CAFE(メディカフェ)」。ここでの人気メニューは日替わりで提供する「健康ランチ」(350円、一般は600円)。「メインプレート」と五穀米などの「健康米」がセット(スープは別料金)で、より健康への意識が高い医療系の学生へ向けて1カ月平均で670キロカロリー以下、塩分3.3グラム未満になるようにヘルシーな献立を組んでおり好評だ。医師の教員と一緒にレシピを考案したカレー(280円、一般は450円)も人気。営業は平日午前11時~午後2時45分で大学の授業等に合わせて週末もオープン。

[ 2018年2月6日 ]

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