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大阪経済大アイススケート部

 【3本の矢で いざスピード部門ショートトラック・インカレV】

 「3本の矢」でインカレVだ。大経大アイススケート部は2019年に創部60年の節目を迎える。昨年のインカレで総合4位に食い込んだスピード部門ショートトラックの目標は5年ぶりの頂点。タイプの違う3人が伝統校に待望のタイトルをもたらす。

山本主将を中心にショートトラックリンクでポーズを取る大経大のメンバー

 エッジが氷を刻む音だけが響く。緊張感の漂うリンクにはタイムを告げる声以外、何も聞こえない。大経大アイススケート部スピード部門が、大阪市内のスケートリンクで練習できるのは週に2~3回。1時間30分の制限タイムを1分でもオーバーできないため、私語をする暇などない。「時間をムダにしないよう、練習前に自分でテーマを決めてリンクに入ります」。山本裕也主将(4年)が集中力の意味を明かした。

 ただ、部に流れる空気は、決してストイック一辺倒ではない。昨年のインカレで総合4位。全国屈指の名門にもかかわらず、高校までの経験者は一握りしかいない。山本も、大阪・清水谷高では陸上部に所属。110メートルハードルの選手だったのに、「チラシで見た姿が格好いいから」というライトな理由で転向を決意した。すぐに頭角を現し、梶原美英監督も「彼の伸びはすごい」と、その潜在能力に舌を巻く。

 「うちは、部員全員がスケートを楽しんでいるだけでなく、練習の後に指摘し合える雰囲気がある」

(写真左)後方から後輩を追い込む山本裕也主将=奥(同中央)集中した表情で前をうかがう相生裕太郎副将(同右)ダッシュ練習で先行する近藤良亮

 そう話す相生裕太郎副将(4年)は、祖父・源太郎さん、父・耕太郎さんもスピードスケートでならしたサラブレッド。京都外大西高2年の時、国体少年の部1000メートルで大会新記録を出し、大経大でも1年生から主力で活躍する。そして梶原監督が「うちの両輪」と称する、もう一人が近藤良亮(4年)だ。1年の時、インカレの1500メートルで大会新記録を出す衝撃デビュー。最終学年で有終の美を飾るため、夏に単身で韓国へ渡り、高麗大での武者修行でスケート技術を見直した。

リンク中央から厳しい目を注ぐ梶原美英監督

 「やるだけのことはやってきた。とにかく総合で表彰台に立ちたい」。近藤の意気込みに、相生も「僕がポイントをしっかり稼いで、絶対に3位以内を目指したい」と呼応する。

 経験者のWエースがけん引し、山本主将が精神的支柱になれば、1月のインカレ、2月の関カレでの表彰台、優勝も射程圏内。2年後に訪れる創部60年を笑顔で迎えるために、部員の鍛錬は続く。

 ▽大阪経済大学 1932年(昭7)、前身となる浪華高等商業学校を開設。49年(昭24)に現在の名称へ。4学部で学生数は約7800人。アイススケート部の他にもハンドボール部や準硬式野球部などが全国の舞台で活躍している。

【マドンナ図鑑 フィギュア部門3年 岡本麻佑 納得できる演技を】

フィギュア部門3年の岡本麻佑

 アイススケート部フィギュア部門に所属するスラッとした立ち姿が目を引く岡本麻佑(3年)。

 7歳の時にスケートリンクに遊びに行ったのがきっかけで以来競技を続けている。フィギュア部門の部員は普段から個人それぞれで練習をしており、自身は西宮市内のリンクで週4日ほど練習に励んでいる。

 今季の目標試合となるのは国体予選(12月2、3日・千葉県)と全日本インカレ(2018年1月7~9日・長野県)。中でも、前回のフリーで満足いく演技ができなかった全日本インカレに力が入っており「今年は自分が納得できるいい演技をしたい」と意気込む。趣味はモータースポーツ観戦。昨年まで鈴鹿サーキットクイーンも務めたほどで、オフの日には三重県の現地までたびたび足を運ぶ。

【魅惑の学食 クセになる辛さの本格カレー

人気の本格カレー

 キャンパスB館2階にある「Cafe Break」の「本格カレー」(350円)はリピーター続出の人気メニュー。前の日から煮込んだ国産牛の牛すじをベースにピリッとしたスパイスの辛さを加えた味がクセになる。中田店長は「大学の昼休みが35分と短いので素早く提供することも意識しています」とおいしくかつスピーディーなのが人気の理由。さらにセットのワンドリンクがプラス50円など、店内はリーズナブルなメニューが並ぶ。お昼時を過ぎると多くの学生がカフェタイムとして利用。店内で焼く「自家製ワッフル」(250円)もオススメ。

[ 2017年11月7日 ]

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