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大阪産業大バレーボール部

 【高い壁崩す「バックライト」いてまえ関東勢 獲ってまえ日本一】

 目指せインカレ日本一!関西大学バレーボール男子春季リーグ戦1部は4月29日、1次リーグが終了した。2勝3敗で2次リーグへ進んだ。昨秋関西インカレを制し全日本大学選手権(インカレ)で8強入りした大阪産業大は今年こそインカレ日本一を目指して、よりチームの強化をして、早いトスまわしからのバックライト攻撃に磨きをかけていく。

悲願の日本一へ燃える大阪産業大バレーボール部のメンバー

 偉大な先輩たちに追いつき、追い越すために必死にボールを追う。大阪産業大の体育館。メンバーの誰もが昨年までの先輩たちの活躍を間近に見て、その悔しさを理解している。だからこそ、自分たちの代ではその先輩たちに追いつく。そして、日本一へ向けて情熱を持ってコートに立っている。

 「8強に入ったが、思ったよりも通用したこともあったが、課題もあった。今年は課題を克服して日本一になりたい」

 1年からチームの司令塔のセッターとして活躍する仲田昌人(人間環境学部スポーツ健康学科3年)はきっぱりと言い切った。仲田は大塚高時代からセッターとして春高バレーなどで活躍。日本代表で中大の石川祐希のいた星城高校に4大会連続で敗戦した苦い経験がある。それだけに「関西だが、関東のチームを倒して日本一になりたい」と大阪産業大に進学した。

ライトの起点となる北田主将(左)と1年から司令塔を務める仲田

 昨年は春季リーグで5戦全勝で優勝。西日本インカレでは準V、秋季リーグは2位に入った。全日本大学選手権では赤松圭介らの活躍で8強入り。準々決勝の東海大戦では第1セットは51―49と勝利したものの、体格差があるため、1―3と力尽きた。Vリーグの豊田合成などで活躍した経験のある澤井亨監督(47)は「(東海大とは)体力的には大差があって、フルで戦わないといけないしんどさがあった。でも自分たちのプレーができたらもう少し勝負できたかなと思う」と振り返り、身長差のある関東勢を倒すためにはもっと技術力をアップしないといけないと強調する。「関東でもなかなかない攻撃」と澤井監督は「早いトスまわしからのバックライト」攻撃を持ち味に今後もチームづくりをしていく。その中でも仲田には「経験もあるし、何もいうことはないし、任せている」と全幅の信頼を寄せている。

 今季は2年かがりでつくったチームは赤松、宮城綾斗、林佑哉が卒業したが、ユニバーシアード候補選手3人が残り、新たにライトの北田陽季主将(同4年)らが加わり、新チームとして春季リーグ戦に突入。「2カ月弱でまだまだ調整するところがある」と仲田。初戦の大阪学院大戦は試合こそ3―1だったが、第1セットを失い、チームとしては発展途上にある。

 攻撃の起点となる北田主将は「バックアタックとか難しい。まだ決めきれないところがある。チームのためにもいいスパイカーが多くいるので競いながら自分も頑張らないとダメ」と意気込む。最終目標の11月27日からの全日本大学選手権へ向けてこれからが勝負となる。

 ≪チーム知り尽くす17年目監督 “澤井流”は自主性重視≫大阪産業大を指導している澤井亨監督(47、写真)はVリーグの日新製鋼や豊田合成で活躍した経歴を持つ。01年に日新製鋼時代のチームドクターだったスポーツ健康学部スポーツ学科の大槻伸吾教授に誘われてバレー部の監督に就任。就任2年目には豊田合成に所属する岡本秀明(33)らをスカウトし、2部だったチームを1部に昇格させ、16年間でリーグ戦で4強以下は2度だけと強豪校に育て上げた。「就任した時はプレーや私生活などいろいろと言いました。いまはほとんど口を出さない」と時折、アドバイスはするものの、練習メニューなどは選手の自主性に任せている。

 現在は司令塔の仲田らを中心に昨年同様に「早いトスまわしからのバックライト」の攻撃に磨きをかけている。「さらに日本一に向けてはジャンプサーブがカギ」とフローターサーブではなく、11月までにはジャンプサーブの強化を行う方針だ。

 ≪冴えるレシーブ 2年生阪根≫仲田、北田主将に続き、2年生ながら期待されているのは阪根彩斗=写真=だ。ウイングスパイカーだが、レシーブも得意。昨年の春季リーグでは1年ながらサーブレシーブ成功率では74・5%と1位になった。

 広島・崇徳高で16年の春高バレーで優勝した東福岡高に敗れたものの、8強入りした経験を持つ。「自分はレシーブが持ち味だと思う。今年は先輩が抜けて責任感が出てきたと思う」とやる気を見せる。「しっかりと成長して関東のチームを倒したい」と日本一へ向けてボールを追う。

 ▽大阪産業大学 1928年(昭3)、瀬島源三郎が前身となる大阪鉄道学校を設立。1965年(昭40)に現在の名称へ。6学部で学生数は約8000人。建学の精神は「偉大なる平凡人たれ」。

【マドンナ図鑑 スポーツ健康学科3年・小林実優さん】

平均台でポーズを決めるスポーツ健康学科3年の小林実優さん

 小林実優さん(スポーツ健康学科3年)は「健康運動指導士」を目指して充実の日々を送っている。高校時代、オープンキャンパスに来て大阪産業大への入学を決意。地域の人を対象に同大が設立した「いきいき大東スポーツクラブ」で体操のインストラクターとしても活動中だ。

 自身はスポーツ系の体操部に所属しているため、クラブ活動と重ならない土曜日のみの指導となるが、子どもたちに体操の楽しさを積極的に伝えている。こういった地域ボランティアへの参加も、すべては夢の実現のため。日々、笑顔で学生生活を送っている。

【魅惑の学食 移動型たこ焼き屋 学生に「ひっぱりだこ」6限目までずっと営業】

 その名の通り学生たちに「ひっぱりだこ」だ。創業者は卒業生の移動型たこ焼き屋「ひっぱりだこ」。平日の朝8時30分から午後7時30分まで営業している(土日祝休)。これは1限目開始(9時)前から6限目終了(午後7時20分)後まで学生たちが購入できるようにするための時間設定。友達感覚で学生にも接しており、非常にフレンドリーなたこ焼き屋だ。1番人気のたこ焼きは8個入り300円とお手ごろ。ソース、ポン酢、しょうゆ、塩から味を選べる。代表の廣瀬さんは「学生が楽しめるような空間をつくりたい」と日々やりがいを感じている。

[ 2017年5月9日 ]

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