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[100]2003年9月15日・阪神−広島(甲子園)
勝ちたいんや!星野阪神感動V

 この瞬間を待っていたんや。夕暮れの甲子園。試合は9回1死満塁からの赤星の右越え打でサヨナラ勝ち。優勝に王手をかけたナインは、ファンとともに甲子園で待機した。午後7時33分、ヤクルトの敗戦とともに、阪神の18年ぶりのリーグ優勝が決まった。

 チームに勝ちたいという意欲と闘争心をもたらした星野監督が宙に舞った。開幕から好スタートを切り、4月26日から一度も首位を譲らず、7月8日にはマジックを点灯させた。「甲子園で、みんなの前で胴上げしたかった」。Xデー目前の13日に母・敏子さんが他界した。悲しみを隠しての胴上げだった。

 独走Vだったが、指揮官は想像以上のプレッシャーと直面。体調も悪化していた。星野監督はこの年限りでの勇退をシリーズ前に決意した。

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