ハンドボール五輪予選特集〜中東の笛問題〜世界最終予選へ
ハンドボールのアジア連盟(AHF)は現在、クウェートの王族が事実上支配しており、アジア地区の大会では中東びいきのジャッジが目立つ。2007年9月に行われた北京五輪男子アジア予選でも、この「中東の笛」でクウェートが全勝優勝。韓国が2位で五輪最終予選に進出し、3位の日本は五輪出場権を逃した。あまりの判定のひどさに日本と日本と韓国が手を組んで国際ハンドボール連盟(IHF)に要望書を提出。IHFは12月17日に男女のアジア予選をやり直しとする前代未聞の決定を下した。
AHFはこれを拒否し、クウェート、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)の中東3カ国とカザフスタンはAHFに不参加を通知。再予選は日本と韓国のみの出場が濃厚となったが、IHFは出場国の数にかかわらず、大会は成立するとの姿勢をとった。再予選には日韓の2カ国のみ参加し、男女ともに韓国が勝った。男子は五輪出場権を得、日本は五輪最終予選へ望みをかけることになった。女子はアジア予選のやり直しをスポーツ仲裁裁判所が無効としたため、日韓ともに最終予選へ出場することが決まった。
| 大会 |
日程 |
備考 |
| 五輪アジア予選 |
07年9月1〜10日 |
クウェートが「中東の笛」により全勝で五輪出場権獲得。判定トラブルが相次ぎ、日韓でIHFに要望書を提出。 |
| 五輪アジア予選(再) |
1月29〜30日 |
日本、韓国の一騎打ち。男女とも韓国が勝利。 |
| 五輪最終予選 |
男子5〜6月・女子3月 |
日本は男女とも出場。女子は1勝2敗で出場権を逃した。 |