女子フィギュア代表選考特集 グランプリ・ファイナル
堂々3位!中野「希望見えた」
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安藤を逆転し、3位に入った中野
Photo By スポニチ |
満面の笑みで観客の拍手に応えていた中野の表情が、リンクから降りるなり厳しくなった。係員の制止を振り切って取材ゾーンに設置された得点板の前に仁王立ちすると、各技の採点を入念にチェック。そこで初めてトリプルアクセルがダブル扱いになっていることに気が付くと、表情は一気に険しくなった。
前日も思ったより得点は伸びなかった。それでも気を取り直してフリーの演技に挑んだ。一番最初に持ってきた大技のトリプルアクセルは誰の目にも成功した…ように見えた。高さもスピードもあり、着氷もしっかりしていた。3回転ループは失敗したが、その後も勢いに乗って難度の高い技を決めた。フリーの得点は105・78と自己ベストを更新。だが、中野が納得していないのは明らかだった。「審判の判断だから仕方ない」と断った上で「自分では一番いいジャンプができたと思う」と悔しがった。
それでもライバルの安藤を破って堂々の3位。世界の強豪が集まる大舞台で実力を証明した意味は大きい。「シーズンが始まる前にはオリンピック候補なんて考えもしなかったけど、人はどんどん欲が出てくるものなので、希望が少しずつ見えてきたような気がします」。残る選考大会は23日からの全日本選手権だけ。夢舞台への階段を着々と上り続けるシンデレラは「次も同じような演技ができれば」と全身に闘志をみなぎらせた。
≪スルツカヤ不満「得点低すぎる」≫2位に終わったスルツカヤは、不満の色がありあり。ことし3月の世界選手権を制した女王は「得点がこんなに低い理由が分からない。他の大会ではもっと高かった」と話した。しかし、GPファイナルで過去4度の優勝経験を持つスルツカヤは時差ボケを言い訳にするなど、もともと今回に懸ける気持ちは強くなかった。女王には欧州選手権、そしてトリノ五輪と大事な大会が待っている。
[ 2005年12月18日 00:41]
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