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Go!アスリート 高橋尚子

尚子 強化指定Cランクに降格

 日本陸連は12日、都内で開いた理事会で強化指定選手のランク付けを見直し、女子マラソンの高橋尚子(34=ファイテン)がBからCに降格した。ランクはS、A、B、Cの4ランクあり、指定競技会への出場が少ない高橋は最も下のランクへ降格。かつて最高のS指定だった選手がCに降格するのは初めてのことで、五輪金メダリストにとっては寂しく、厳しいランク落ちとなった。

 高橋に厳しい現実が突きつけられた。元五輪女王が4ランク中、最低のCに降格してしまった。

 シドニー五輪優勝の実績により、00年に最高ランクのSとなった。その後は度重なる故障などで陸連指定のレースから遠ざかり、アテネ五輪切符を逃した04年3月にA、同12月はBまで降格した。05年11月の東京国際で復活優勝を遂げたため、昨年3月の理事会ではBにとどまったが、昨年11月の東京国際で3位に敗れ、前日(11日)の名古屋も回避して世界選手権出場も断念。陸連の評価はCまで下がった。

 強化指定のランクは実績に応じて分けられるが、現実的には陸連から支給される年間強化費の額が変わるだけだ。強化費はSが300万円、Aが200万円、Bが150万円、Cが60万円で、BからCに下がった高橋は90万円のダウン。個人スポンサーを持つ高橋の競技生活に大きな支障はないものの、元金メダリストのプライドは少なからず傷つくはずだ。

 女子マラソンでいえば、Cにはこの日、世界選手権代表(大阪)に選ばれた橋本康子、嶋原清子らがいる。一方、Sには野口みずき、Aに土佐礼子や原裕美子、小崎まりもBにランクされている。高橋にとって満足できるランクではない。

 それでも、北京五輪代表切符を争うライバルたちに、ランクでは負けてもレースで負けるわけにはいかない。今月18日には、湘南国際マラソンの10キロの部にゲスト参加することも正式決定した。北京切符獲得を目指す高橋のプライドを捨てた戦いは続く。

[ 2007年03月13日 23:25]

 

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