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五輪プレーバック チーム青森

バンクーバーへ出発!マリリン「日の丸の重み感じる」

バンクーバーに向けて出発するカーリング女子日本代表、チーム青森
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 【2月2日・バンクーバーへ出発】カーリング女子日本代表のチーム青森が成田空港からバンクーバーに向けて出発した。日本代表のブレザーに身を包んだ選手らは、やや緊張の面持ちで、スキップ(主将)の目黒萌絵は「今は本当に楽しみな気持ち。体調管理に気を付けて、ベストな状態で試合を迎えたい」と話した。2大会連続出場となるセカンドの本橋麻里は「日の丸の重みを感じている。現地に着いて、さらに五輪の実感がわくと思う」と気を引き締めた。

“カー娘”が会見…目黒「まずは初戦が大事」

記者会見するチーム青森の(左から)目黒萌絵、近江谷杏菜、本橋麻里、石崎琴美、山浦麻葉
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 【2月12日・会見】バンクーバー入りしたカーリング女子日本代表のチーム青森が会見を行い、スキップ(主将)の目黒萌絵(25)が「まずは初戦が大事。勝つことはもちろん、内容に自信も持って2戦目につなげたい」と1次リーグ第1戦の米国戦(16日)に照準を合わせる考えを示した。セカンドの本橋麻里(23)は「強豪に対してもチャレンジャー精神を忘れずに戦いたい」と話した。

白星発進!米国との接戦を“ミリ差”で撃破

第2エンドでストーンを投じる本橋(中央)。スイープする石崎(左)と近江谷
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 【2月17日・日本9―7米国】カーリングの1次リーグが開幕し、世界ランク9位の女子日本代表チーム青森は、同ランク6位と格上の米国を9―7で破った。氷の状態を読み切れなかった第2エンドまでに0―3とリードを許した日本は、スキップの目黒萌絵(25)の冷静なショットを軸に逆転。最終第10エンドは計測にまでもつれこんだが、残った日本ストーンが「たぶんミリ単位で」(サード近江谷)ハウスの中心に近く、日本に1点が入り、劇的な白星発進を決めた。

大金星“はじかれた”…カナダに逆転負け

試合後、カナダ選手と握手する石崎(左端)目黒(左から3人目)近江谷(右から2人目)本橋(右端)
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 【2月18日・日本6―7カナダ】バンクーバー五輪・カーリング1次リーグ第2戦で世界ランク1位の地元カナダと対戦した同ランク9位の女子日本代表・チーム青森は6―7で逆転負けし、1勝1敗となった。序盤は主導権を握り、6―5とリードして迎えた最終第10エンド、カナダのラストショットで2点を奪われ、大金星を逃した。スキップ(主将)の目黒は「大事なところでミスをしてては勝てない」とミスショットを悔んだ。

もどかしい…ミス連発で中国に完敗、1勝2敗に

<女子カーリング中国・日本>第9エンド後、作戦を練るも劣勢に表情を曇らせる(左から)目黒、石崎、近江屋、本橋
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 【2月19日・日本5―9中国】1次リーグ第3戦で日本は昨季世界選手権覇者の中国相手にミスを連発して5―9と敗れ、1勝2敗となった。

 序盤はカナダ戦に続き、世界のトップと互角に渡りあった。2―2で迎えた第6エンドは後攻だったが、サード近江谷のストーンが“スルー”してしまうなど失投続きで1点どまり。近江谷は「調子が悪くて、ショットがつながらなかった」と反省した。「同じアジアなのに何で中国は強いのか、そう思うともどかしい気持ち」。点差以上の完敗に、セカンド本橋は表情を曇らせた。

超絶5点ショット!強豪・英国ギブアップさせた!

<日本対英国>第9エンド、5点を獲得するスーパーショットを放つ目黒(中央)。左は石崎、右は本橋
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 【2月20日・日本11―4英国】カーリング女子1次リーグで、日本代表は19日、02年ソルトレークシティー五輪王者の強豪英国と対戦。2点をリードした第9エンドに、スキップの目黒萌絵主将(25)がラストショットで相手ストーンを2個はじき出す「ダブルテークアウト」を鮮やかに決め、一挙5得点でギブアップ勝ちした。強豪との対戦が続いた前半戦を2勝2敗で乗り切り、上位4カ国による決勝トーナメント進出が見えてきた。

ダブルヘッダーでロシアに大逆転、ドイツには惜敗

<ロシア・日本>延長11エンド、勝利にガッツポーズする本橋
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 【2月22日・日本12―9ロシア、日本6―7ドイツ】カーリング女子1次リーグで日本代表は今大会初のダブルヘッダーに臨み、1戦目のロシア戦では0―6の劣勢から延長の末に12―9と、五輪女子史上最大差の大逆転勝利を収めた。しかし、続くドイツ戦は波に乗れず6―7で惜敗した。通算3勝3敗となった日本は、同じく3勝3敗のスイスとの大一番に挑む。

“ギブアップ”で4敗目…自力の決勝T進出が消滅

ギブアップ負けの本橋(中央)ら日本は喜ぶスイスを横目にガックリ
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 【2月23日・日本4―10スイス】カーリング女子1次リーグで日本代表は22日(日本時間23日)、06年トリノ五輪準優勝のスイスと対戦。第4エンドに大量4失点すると、4―10となった第8エンド終了時点でギブアップ負け。通算成績は3勝4敗となり、5位に後退した。他国の結果次第では決勝ラウンド進出の可能性は残されたものの、痛恨の自滅で自力での決勝ラウンド進出の可能性が消えた。

ギブアップに抗議電話も!?関係者は困惑

 五輪が始まり、チーム青森の事務所には応援メールが殺到しているが、スイス戦でのギブアップには抗議の電話も。山田理事は「勝ち目がない場合は相手を尊重してギブアップすることもあると説明するんですが、なかなか分かってもらえなくて」と苦笑い。フェアプレーを重視するのもカーリングの特長で、世界カーリング連盟は「真のカーラーは不当に勝つのなら、むしろ負けることを選ぶ」と定めている。

 ◆ギブアップ 出場全チームが対戦する1次リーグでは少なくとも6エンドはプレーしなければならない。第6エンド以降で敗戦が濃厚な場合、相手チームに敬意を表し自らギブアップできる。

4連敗響いて8位…3勝6敗でチーム青森終戦

デンマーク戦を前に、声援に応える(手前左から)石崎、山浦、本橋、目黒。後列左は近江谷
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 【2月24日・日本6―10スウェーデン、日本5―7デンマーク】カーリング女子1次リーグで、日本代表はトリノ五輪金メダルのスウェーデンを相手に6―10、続くデンマークにも5―7で敗れ、通算成績3勝6敗の8位で1次リーグ敗退となった。終盤戦の4連敗が響き、前回トリノ五輪の7位から後退。国内でのカーリング熱に火をつけたチーム青森の快進撃は終わった。

チーム青森(ちーむ・あおもり)

 ◆目黒 萌絵(めぐろ・もえ)1984年11月20日、北海道生まれの25歳。富良野高―弘前大出。みちのく銀行所属。06年トリノ五輪7位。1メートル63、50キロ。

 ◆本橋 麻里(もとはし・まり)1986年6月10日、北海道生まれの23歳。常呂高―日体大。NTTラーニングシステムズ所属。06年トリノ五輪7位。1メートル61、57キロ。

 ◆近江谷 杏菜(おおみや・あんな)1989年10月12日、北海道生まれの20歳。08年にチーム青森加入。網走南ケ丘高出。青森市役所に所属。父・好幸氏は98年長野五輪男子代表。1メートル65、63キロ。

 ◆石崎 琴美(いしざき・ことみ)1979年1月4日、北海道生まれの31歳。帯広南商出。木浪学園所属。02年ソルトレークシティー五輪8位。07年にチーム青森加入。1メートル66、54キロ。

 ◆山浦 麻葉(やまうら・まよ)1984年4月29日、長野県生まれの25歳。06年にチーム青森加入。長野高専―群馬大出。東奥日報社所属。1メートル64、61キロ。

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