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東京五輪3施設見直し 関係競技団体も反発「ぐしゃっとされた」

[ 2016年9月30日 05:30 ]

 東京五輪で都が整備する3会場の見直し案が提言されたことに、関係する競技団体は29日、声明を発表した。日本ボート協会は「仮設ではなく(大会後も五輪の遺産として有益に活用される)レガシー施設として建設が確定したと認識している」と不満を表明した。日本カヌー連盟、日本水泳連盟と日本バレーボール協会も「計画が確定したと認識していた」などと語った。

 組織委員会の理事会でも懸念や反発が相次いだ。理事の一人で日本バレーボール協会の荒木田裕子女子強化委員長は「非常に長い時間をかけて信頼関係をつくってきた思いが伝わっていない。積み上げたものをぐしゃっとされた感じ」と憤った。

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2016年9月30日のニュース