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73キロ級金メダリスト・大野 天理市民に「五輪連覇」誓う

[ 2016年8月29日 05:30 ]

奈良県天理市の商店街をパレードする、リオ五輪の柔道男子73キロ級で金メダルを獲得した大野将平選手

 リオデジャネイロ五輪の柔道男子73キロ級で金メダリストの大野将平(24=旭化成)が28日、奈良県天理市で行われた「大野将平優勝パレード」に参加した。

 同市ではアテネ五輪で3連覇を果たした野村忠宏氏以来、12年ぶりの金メダルパレードとあって、約3000人が集結。屈強な天理大の柔道部員が金メダリストの“護衛”としてついたものの、網をかいくぐり握手を求めるつわものも出現するほど、天理駅から天理教教会本部までの1・5キロが沸き上がった。

 想像以上の盛り上がりに「感激しています」と驚いた大野は「強くて美しい天理柔道を体現できたと思っている。子供たちの刺激になったらうれしい」とあいさつ。さらに周囲の期待を察知し、「まだ24歳。東京五輪も目指せると思っている。天理市をもう一度、盛り上げられるよう頑張りたい」と事実上の五輪連覇を市民の前で誓った。

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2016年8月29日のニュース