×

全日本サーフィン選手権に“人の波” 東京五輪の代表候補も登場

[ 2016年8月24日 05:30 ]

 2020年東京五輪の正式競技に決定したサーフィンの国内最高峰の大会となる全日本選手権が23日、愛知県田原市赤羽根町の大石海岸で開幕した。主催する日本サーフィン連盟には「見に行きたい」などの問い合わせが多く寄せられ、担当者は「これまでになかったこと。五輪の“波”が来ている」と手応えを感じている。

 28日まで開催される大会には、全国各地域の支部予選大会を突破したアマチュアサーファー883人が参加予定。23日の開会式では、8~16日にコスタリカで行われたワールドゲームスに出場した石川拳大(22)が選手宣誓した。9月にポルトガルで開催される世界ジュニア選手権に出場する藤沼佳太郎(16)、野中美波(15)ら“東京五輪の代表候補”たちも登場する。

 国内有数のサーフスポットとして知られる田原市は、昨年12月に東京五輪の開催地に名乗りを上げており、市スポーツ課の担当者は「最高のサーフスポットで最高の技術を見せる選手たちを見に来てほしい」と呼び掛けている。

続きを表示

2016年8月24日のニュース