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聖子団長が会見、日本の史上最多メダルに収穫強調「努力の成果」

[ 2016年8月21日 22:21 ]

記者会見する日本選手団の(左から)山下泰裕副団長、橋本聖子団長ら

 日本選手団は21日、閉幕に先立ちメインプレスセンターで記者会見し、橋本聖子団長は20日までに金12、銀8、銅21で史上最多となる41個のメダルを獲得したことに「4年間積み重ねた努力の成果が発揮された。若手も育っていることに喜びを感じている」と収穫を強調した。

 日本オリンピック委員会(JOC)は、2020年東京五輪で金メダルを20~33個獲得して世界3位に入るという高い目標を掲げる。橋本団長は国に対し、強化費のさらなる拡充や海外のトレーニング拠点の設置などを求めていく考えを表明し「20年を何としても成功に導くために、やれるだけのことをやる。世界3位という目標は確実に達成しなければいけない」と語った。同五輪で実施される全33競技でメダル獲得を目指す意向も示した。

 ▼山下泰裕・日本選手団副団長の話 昔日本はプレッシャーに弱いと言われたが、精神的にたくましくなってきた。心の持ち方もポジティブになってきている。ここ一番でのたくましさを伸ばし、2020年にもっと大きな成果を出したい。

 ▼高田裕司・日本選手団総監督の話 選手たちが本当に力を出し切ってくれたと思う。スタートから(競泳の)萩野が真っ先に金メダルを取ったことが、日本の選手の力になった。メダル候補の頑張りには感謝したい。(共同)

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2016年8月21日のニュース