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野村、6バーディー!スコア伸ばすも4位 大山は悔し涙

[ 2016年8月21日 01:17 ]

最終ラウンドを戦う野村

 リオデジャネイロ五輪第16日(20日)ゴルフ女子の最終ラウンドが行われ、野村敏京が通算9アンダーで4位タイ、大山志保は通算8オーバーで42位だった。

 66で回った朴仁妃(韓国)が通算16アンダーの268で優勝した。2位に11アンダーのコ(ニュージーランド)、3位はフォン・シャンシャン(中国)だった。

 野村パー5の1番はティーショットを左バンカーに入れたが、20メートル以上のパットも距離感をしっかり合わせてパーを拾った。パーオンに失敗した2番も3打目をピンそばにつけてピンチを切り抜けると、リズムに乗って3番で3メートルのバーディーパットをねじ込んだ。8番(パー3)は低く出した球を右からの風にうまく当てて2メートルにつけてスコアを伸ばした。

 さらに後半はショット、パットがかみ合う。11、15、16番で好機を逃さずにバーディー。最後の18番も1メートル弱のバーディーパットをしっかり沈めて、気持ち良くスコアを伸ばした。

 大山志保(39)はスコアを三つ落とし、通算8オーバーで終了した。「あっという間に終わってしまった。自分のパットの感覚が最後までつかめなかった。(力を)出し切れなかった」と悔し涙を流した。

 スタートの10番こそパーをキープしたが、11番でダブルボギー、12番でボギーと序盤から苦しんだ。「一つでも上にいきたいと思っていたが…。素晴らしい舞台で思いをぶつけたかったが、自分のプレーができずに残念」と肩を落とした。(共同)

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2016年8月21日のニュース