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登坂 初五輪で決勝へ! “吉田の妹分”一足先に金なるか?

[ 2016年8月18日 05:30 ]

準決勝で中国の孫亜楠(下)を破り決勝進出を決めた登坂絵莉

リオデジャネイロ五輪レスリング・フリースタイル女子48kg級

(8月17日 カリオカアリーナ)
 世界選手権3連覇中の登坂が、初の五輪舞台でメダルを確定させた。初戦の2回戦でカザフスタン選手を6―0と圧倒すると、米国人選手との3回戦は一時1―2から11―2で逆転勝ち。準決勝では、2月のアジア選手権の準決勝で敗れて12年から続いた連勝記録を59で止められた孫(ソン)亜(ア)楠(ナン)(中国)にリベンジ。第2ピリオドでローリングでポイントを重ねて8―3で逆転勝ちを収めた。

 吉田沙保里の背中を追い続けてきた。「ずっと吉田さんの背中に憧れてきた。かっこいいし、ああなりたい」。至学館高に入学した頃は雲の上の存在だったが、世界選手権に出場するようになるとグッと距離が縮まった。オフの日に出かけるのも、バラエティー番組に出演する時も一緒。吉田の妹分として“霊長類最強のDNA”を近くで感じてきた。銀メダル以上を確定させ、憧れの先輩に一歩近づいた。

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2016年8月18日のニュース