土性沙羅も銀メダル以上が確定！伊調、登坂と３階級で決勝進出

女子６９キロ級で銀メダル以上が確定し、スタンドに手を振る土性沙羅
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リオデジャネイロ五輪　レスリング女子６９キロ級

（8月17日）
　レスリング女子６９キロ級が行われ、土性沙羅（２１＝至学館大）は準決勝でアンナイエンニュ・フランソン（スウェーデン）を破り決勝進出、メダルを確定した。初出場のリオ五輪で金メダル獲得を目指す。五輪４連覇を目指す５８キロ級の伊調馨（３２＝ＡＬＳＯＫ）、世界選手権３連覇中の４８キロ級の登坂絵莉（２２＝東新住建）も決勝進出を決めた。

　土性の初戦となった１回戦は２０１３年世界選手権女王のアリナ・スタドニク（ウクライナ）に１０―２で判定勝ち。２回戦ではトルコのブセ・トスンに１２―０でテクニカルフォール勝ち。準々決勝はカナダのドロシー・イーツと対戦。１―２で迎えた第２ピリオドに逆転し７―２で勝利した。

　準決勝はスウェーデンのフランソンと戦い、０―１の第２ピリオドで７ポイント奪い７―２で逆転勝ちを収めた。

　昨年の世界選手権では初優勝に届かず３位に終わり、「金メダルを取りに来たので悔しい。五輪では絶対に優勝できるように頑張りたい」と誓っていたホープ。その言葉通りメダル獲得へ決勝へ進出した。

　◆土性　沙羅（どしょう・さら＝レスリング女子６９キロ級）１１年世界ジュニア選手権で優勝。世界選手権は１３年に３位、１４年に２位、１５年は３位。愛知・至学館高出、至学館大。１メートル５９。２１歳。三重県出身。