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奥原希望 日本勢初4強!山口茜との日本人対決、逆転で制した

[ 2016年8月17日 09:25 ]

日本人対決を制した奥原希望

リオデジャネイロ五輪バドミントン

(8月16日)
 女子シングルス決勝トーナメント準々決勝が行われ、世界ランキング6位の奥原希望(21=日本ユニシス)が同12位・山口茜(19=再春館製薬所)との日本人対決を2―1と逆転で制し、シングルスの日本勢で男女通じて初の4強入りを決めた。

 これまで国際大会で5度対戦し、いずれもストレートで下している山口相手に、五輪の舞台でも貫録を見せつけた。

 「それぞれが最高のパフォーマンスを出して、ガチンコでぶつかれれば」。意気込み十分で臨んだ第1ゲーム。前後左右に揺さぶられてリズムをつくれず、自らのミスも続いて11―21。山口に初めてゲームを奪われ先行を許した。

 第2ゲーム序盤は一進一退の攻防。それでも、つなぐラリーで主導権を握ると、山口のミスも誘って一気に抜け出した。20―14とゲームポイントを迎えてから3ポイント連続で失点したが動じることなく、最後も山口のミスを誘発し21―17とものにしてタイに。流れを一気に戻すと、最終ゲームも序盤から圧倒した。ネット際で山口を揺さぶり、角度あるスマッシュで仕留めて得点を重ね、最後は地力の差を見せつけた。

 奥原はメダル確定を懸け、準決勝(日本時間18日午後9時20分開始)で世界ランキング10位のシンドゥ・プルサラ(インド)と対戦する。

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